BBS Record4

2005.8-11

to BBS3
to BBS5
to Present BBS
Back to Top Page



 ▽悲観より希望   MIO

 データNo:137 2005年11月07日(Mon) 17:30

しつこくて申し訳ありませんが、ひとつだけ。

>揺るやかな自然の流れを待っていれば、その間に弱いものは淘汰されていくのです。

化学物質の悪影響によるアトピー性皮膚炎患者は弱者であり、淘汰されて消滅しまうとお考えのようですが、私はそうとも限らないと思っています。

環境が変化していく時、生物も変化してそれに適応しようとします。アレルギー症状は不適応の証左でしょうが、適応しようとする努力と考えることもできると思います。
皮膚という表面の臓器に異状を生じることで早期に警告を発し、 化学物質の取り込みという危険を避けさせて、致命的な異状に至らないように、そして適応能力を獲得するまでの時間稼ぎをすることができるように、体は働いているのではないでしょうか。

だとすれば、一見元気で考えなしに体に悪いものを平気で取り込み続けている人たちより、結局は長生きをしたり、さらには生き残る遺伝子になったりするかもしれない、とは思えないでしょうか。
これは私がトップページの"一病息災"という言葉に含めている、メッセージであり、私の持ち続けている希望でもあります。

人類に知能があり文明が発展して産業が発達し、石油の使用が増え化学物質が普及する。
この流れ自体は歴史の必然です。
それでも、20世紀がおそらく石油の使用がピークに達した時代で、これからはその反省期に入るでしょう。

そんな時代に生きている人類である私たちにとって、これは種の保存のための逃れられない適応の努力なのだろうと私は思っています。

>不愉快な思いをさせて申し訳ありませんでした。
こちらこそ、いささかあてつけがましい物言いをして、失礼致しました。
書き込み感謝しております。




 ▽Re:環境汚染の解決しかないと思います。   かっちゃん

 データNo:136 2005年11月06日(Sun) 10:17

 たしかにあなたの言っていることはすべて正論ですね。話としてはすべて筋が通っているし、作文としては100点です。しかし、揺るやかな自然の流れを待っていれば、その間に弱いものは淘汰されていくのです。つまり、MIOさんの論理では、社会が変わる際、ある程度の犠牲はやむをえない、ということになります。MIOの主張どおりにしていれば、ある程度の犠牲が出て、痛い目にあってはじめて状況が変わっていく、という愚かな自体が繰り返されるだけなのです。大衆ならばなおさらそうです。そして、大衆の不満が臨界点に達した後で爆発して、そして、お偉いさんが出てきて、「このようなことが2度と起こらないようにすべきだと考えます。」などと謝罪するわけですが、喉もとすぎれば熱さ忘れるで、また同じ過ちを繰り返すのです。その中で、いかに未然に不幸を予測・予防し、意図的に社会をよい方へ変化させていけるかどうかが専門家の力量の見せ所でしょう。また、科学的結論らしき物を使うという、政治力もまた必要なわけです。別になんもかんも科学的に説明がつくわけないからです。嘘も方便ですよ。結局厚生労働省のBSEの特別研究班も、「最後は消費者が判断することだ。」と大衆に判断を丸投げしまし牛肉の自由化を再開しました。あぁ、ポピュリズムだなぁーと思いましたよ。大衆など、安い牛丼が食えればそれでよいと思っているのです。自分だけはクロイツフェルトヤコブ病にはかかるはずがないと思っているのです。厚生労働省研究班も、もし事故が起こっても、「我々は警告を発したが、消費者が判断したことだから、我々に責任はない。」というのでしょう。しかし、万が一自分が感染すれば、そのときに、国が悪い、厚生省が悪いの大合唱になるのです。そうならないために、あらかじめ専門化が予防線を張っておくのが高等教育を受けた人の役目でしょう。といっても、やはり、やはりうまく理屈を言って、結局ある程度の悲劇が起こってから、そしてやっと重い腰を上げるということの繰り返しになるのでしょうね。

 やはり、MIOさんは大衆に期待しすぎです。もし大衆が賢ければ、なんでこんなに糖尿病患者が増えるのですか?予備軍あわせて1500万人ですよ。だいたい、入院してもそれでも隠れて菓子食べてる人もいると言うじゃないですか。僕の知人でも、タバコの吸いすぎで灰を片方切除して、それでも止められないと言ってタバコをふかしています。

 MIOさんは、生まれてからこの方、周りの人間が割りとレベルの高い人に囲まれていたのではないのでしょうか。大衆の愚かさというものをよく分かってないです。

 別に、MIOさんに恨みがあるわけではないですが、一体医者と言われている人がどの程度の力量というか器を持っているのか知りたかったのです。お医者さんと議論する機会なんてないですからね。だいたい、医者というのは庶民をバカにしていますから。いちいち患者の意見など聞いていては時間が足りないでしょうし。僕は、MIOさんは、皮膚科医という特殊な立場で、重症アトピーを経験したわけで、現代医学の矛盾の内部告発者になれる素質を持っているのではないかと期待したわけですが、やっぱり医者だなと思いました。いい意味でも、悪い意味でも。たしかに人に期待してはいけませんね。失礼しました。つい、この人ならと期待してしまったのです。自分は何もできないですからね。ごめんなさい。僕が、祖父母に環境問題をどうだこうだと言っても、けんかになるだけでしょうけど、かかりつけ医が言えば、話を聞くものなんですよ。腹が立つのは他人に期待するからなのですね。もう、大体言いたいことは言ったし、どういう返事が来るかも予測がついたのでもうこの種の投稿はしません。不愉快な思いをさせて申し訳ありませんでした。挑発的な言葉の数々お許しください。それでは、よき人生になることをお祈りしています。




▽そうかなぁ   MIO

 データNo:135 2005年11月07日(Mon) 17:21

アスベストの場合は原因が単一の物質で、それによる健康被害もほぼ中皮腫に限定されています。
それに対してアトピー性皮膚炎は、多種化学物質の他にも、ダニ、ほこり、カビ、食物、ストレス等々の原因が挙げられている非常に多因子による疾患です。逆に化学物質の引き起こす症状も、皮膚炎以外に多数あります。さらにそのどちらも、「一定量を超えれば誰にでも出る」というような中毒症状ではなく、「ある人は微量でも出る一方、他の人は大量でも全く平気」というアレルギーや過敏症の出方をします。

つまり、前者に比べて後者は、実験や臨床統計の設定とその解析、それを経て専門家が科学的統一見解に至ること、が遥かに困難であると思います。失望させてすみませんが、私はアトピー性皮膚炎と化学物質の因果関係が科学的に解明されることの方が、100年経ってもまだできていないのではないか、という危惧を抱いています。

化学物質過敏症の専門家の方々がおっしゃっていることですが、この分野は、「科学的結論が未だ完全に出ていなくとも、実際に患者が出て苦しんでいるのだから、疑わしきは可及的に避けるという対処をしていかなければならない」分野だと思うのです。

その場合、科学的結論でなければ従わない、という頭の固い方々に対して、どうしたらいいでしょうか。圧力をかけることは無理で、ただ水掛け論になってしまうだけではないでしょうか。

確かに日本人の国民性には、なかなか断定的に強く出れないという欠点があるでしょう。しかしそれは裏返せば、相手や周囲に配慮するという美点ともなります。民主主義、資本主義の国でもあります。
そんな国民性の日本なりの進み方を考えた方がむしろ有効なのではないかと私は夢想します。

例えば、誰も部屋の消臭剤やダニ燻蒸剤を買わなくなれば、それらは店頭から消えるでしょう。証明なんてできなくていい、ただ「これは健康に悪そうだから、要らない」と直感できればいいのです。この方が、ずっと簡単に実現できそうではないですか?。
多くの人が欲しがらなければ、企業はその製品を作らなくなります。それで結果として、不要な化学物質が排斥されることが、自然な流れとして、できる訳です。

私は、闘うばかりが能ではないと思います。
大衆が愚かだなどとも思いません。大衆にも、専門家にも、政治家官僚にも、その中に愚者もいれば賢者もいます。実際、大衆の一員であるはずのあなたが、これだけの論理を展開していらっしゃるではないですか。
専門家が動かなければどうにもならない、という考えは、それこそ長年お上の言うことを従順に聞いてきた、日本人的な思考回路ではないのでしょうか。

自分の洞察が正しいと思うなら、自分で行動すればいい。運動でもなんでも、すればいいのだと思います。
私は、私のすべきだと思うことをします。
私の考えやこの掲示板がくだらないともしお思いになるのなら、ここをご覧にならなければいいだけのことです。




 ▽Re:環境汚染の解決しかないと思います。   かっちゃん

 データNo:134 2005年11月05日(Sat) 12:16

 アスベスト問題は、20年以上も前、当時の環境庁の研究班はその危険性を認識していました。その頃、ヨーロッパ諸国やアメリカはすでに使用を禁止していました。これは、専門家の圧力があったから政府を動かせたのです。特にアメリカなどは、庶民が運動を起こして政府の政策を動かしたのではありません。決して自然発生的に運動が起こったわけではありません。医療関係者が自身の診療や研究から得た科学的結論でもって政府を動かしてアスベストの使用禁止を促したのです。

 しかし、日本は専門家の圧力が非常に弱い。そのために、官僚を動かせず、20年以上もほったらかし。そして、現在大変な状況になり、これから年々年を追うごとに中皮腫の患者が増えてゆくという悲劇。患者はどこに怒りを向けたらよいのでしょうか。

 正直MIOさんの発言もあまりに優等生的で圧力が弱いような気がします。専門家は優等生ではしょうがないわけで、社会や政治に対する発言や圧力をもっと持たなくては仕方がないと思います。つまり、自分のできることを本当に精一杯しているのか疑わしいわけです。医療関係者が自分のできることを精一杯していれば、アスベストの問題もこんなに大きくはならなかったのではないでしょうか。

 ホームページで運動とおっしゃいますが、インターネットを利用している大衆の知的レベルは大変に低いことをご存知ですか?果たして、ホームページの運動に効果があるのかどうかそのものが疑問です。そして、掲示板の内容を見てもあまり本質を突いた発言はありませんね。人生相談・愚痴のはけ口の域を出ていないと思います。このホームページを見ている人たちは化学物質の害などに焦点は置いていないと思います。どうやったら短期間でよくなるのか、その究極の治療法を探しているにすぎません。MIOさんが皮膚科医のアトピー患者だから、なおさらその治療法を持っているのではないかと期待してHPを見ているのがほとんどでしょう。あるいは、自分と同じ境遇を持った仲間探しに終始しているにすぎません。運動とは程遠いのが現実ではないでしょうか。

 庶民の覚醒を待ち自然発生的な運動の出現を期待するなんて、そちらのほうが非現実的だと思うし、甘い考えだと思います。MIOさんは、一般庶民に期待しすぎだと思います。だいたい、医者自体が化学物質の害を認識できずにいるとおっしゃっているではないですか。まして、庶民がその害を認識するなど100年立っても無理でしょう。だいたい、うちの祖父母なんてまだ生ごみを川に捨ててますよ。言っても無駄なのです。注意すると喧嘩になるだけなのです。大衆が大衆である所以は、皆自分のことしか考えてない、ということです。自分さえよければそれでよいのです。つまり、例えば、アトピーで苦しんでいない人は、アトピーの苦しみなど絶対に分かりません。むしろ嫌悪の目で見ているものです。まして、アトピーで苦しんだ人でも、運良く治ってしまえば、もう他人事なのです。喉もとすぎれば暑さわすれる、というわけです。大衆などそんなものです。それに対し、専門家は普遍的な見方ができる点が専門家たる所以ではないでしょうか。だから期待するのです。

   そして、世論の力を借りるというよりも、専門家が科学的根拠をもとに世論を形成するしか方法はないと思います。フランス革命だって、別に一般大衆からの自然発生運動ではないわけです。一部のエリートの大衆扇動であることはご存知でしょう。庶民の不満に、誰かが巧みに火をつけたのです。何事もきっかけは必要なのです。そして、指揮したものがいるわけです。何もかもをすべて大衆自信が準備し、行動し、達成したわけではありませんし、そんなことできるはずもありません。大衆は未来をつぶすだけです。MIOさんの言っていることは机上の空論だと思います。だいたい、官僚は、「民は愚に保て」がスローガンなのです。「誰かが良くしてくれないから現実が良くならないんだ」という考えは好きではないとおっしゃっていますが、それは僕も同じです。しかし、だいたい化学物質の規制などそれこそ大衆の手の及ばない世界です。だれかが、専門家がしてくれなければどうにもなりません。

 いずれにしても化学物質過敏症などについても、アスベストのような悲劇にならないことを祈ります。しかし、アスベスト患者も本当に抵抗しませんね。日本人はあまりに行儀が良すぎるのか、それとも、あまりに勇気がない臆病者なのか。




 ▽何をすべきか MIO

 データNo:133 2005年11月04日(Fri) 18:28

もどかしいお気持ちは解ります。感情としては私もそうです。しかし、焦らないことが肝心と逆に私は思っています。何事も一足飛びには進みません。

>だいたい、現代の病気の多くは人工化学物質汚染に対する人体の不適応反応ととらえられるものがほとんどでしょう。
こういう認識に到達している医師は、非常に少数だと思います。患者を含めた一般の人たちの中でも、やはり少数でしょう。現状は、あなたがお思いになっているより、多分ずっと遅れています。世論の力を借りようにも、その世論がまだ形成されていない段階ではないでしょうか。

私は、まずは化学物質が害をなしている現実を、知る人を増やしていくことが第1の目標だと思います。
皆がそう思うようになれば、改善の流れは自然発生的に起こります。
あなた流に言うなら、このサイトに書き、公開していることが、私にとっての、運動なのです。

>医師は、医師として認められたいからやっているのか、人間を救いたいからやっているのか、どっちなのでしょうか。医師として認められたいから、食べていくための手段・肩書きに過ぎないというのであれば、程度の低い方が多いということですね。

私の書いた、 >周囲から医師として認めてももらえないでしょう
の意味は、それでは医師として働けなくなるでしょう、ということであって、名誉欲が満たされずがっかりするでしょう、ということではないです。
医師をおとしめても、問題の解決にはなりません。

「誰かが〜してくれないから、現実は良くならないんだ」という考え方は、私は好きではありません。 誰もが、自分のできることを精一杯していけばいいのではないでしょうか。
それらが集まって、未来になるのです。
頭のいい人に与えられる未来ではなくて、一緒に作る未来を目指しましょうよ。




 ▽Re:環境汚染の解決しかないと思います。   かっちゃん

 データNo:132 2005年11月04日(Fri) 13:59

ということは、化学物質に弱い人間は相変わらず肩身の狭い人生が続く、ということになりますね。行動を起こすことの難しさを説明するのは簡単ですが、世の中がよくならなければまったく意味がありません。まるで受験生がテストでよい点を取って悦に入っているようなものです。どうやったら少しでも行動を現実のものにしていけるかを考えたいです。

また、医師は、医師として認められたいからやっているのか、人間を救いたいからやっているのか、どっちなのでしょうか。医師として認められたいから、食べていくための手段・肩書きに過ぎないというのであれば、程度の低い方が多いということですね。せめて、NPO法人でも立ち上げて国民運動とかに盛り上げてくれる医師はいないのでしょうか。頼りないです。そういうことを大々的に行わないと、今日のほうが昨日よりも症状がよくなったとかひどくなったとか、ステロイドがどうのこうのとか、あっちの石鹸がいいとか悪いとか、瑣末な議論の繰り返しで終わってしまうのではないのでしょうか。だいたい、現代の病気の多くは人工化学物質汚染に対する人体の不適応反応ととらえられるものがほとんどでしょう。その症状を、さらに薬という人工化学物質で抑えようとする。毒をもって毒を制する、と言えば聞こえはよいですが、なんと愚かないたちごっこでしょうか。

現在の環境を劇的に変えることはできないまでも、化学物質に弱い人でも生きていけるコミュニティーを作ることなどは大事だと思います。伊豆や旭川にはできつつあるようですが・・・。

MIOさんのように、アトピーなどで苦しんだ専門家が団結しないと、社会は変わりませんよ。個人的にちまちま診察し助言するだけでは、あまりにも効率が悪い。そういうことも必要ですが、職人の域から脱っして政治に介入しないと根本的な解決は目指せません。誰かが先頭に立たなければならないのです。個人的には千葉大医学部教授の森千里という人に期待しています。どこまでやってくださるでしょうか。また、北朝鮮の拉致問題などがよい例です。横田さん夫妻をはじめとして、彼らは徐々にですが政府に影響力を持ち、世論の力を借りつつあります。

熱くなってしまいました。でも、僕の言っていることはそれほど的外れではないと思っています。泣き寝入りはくやしいものです。MIOさんのようにもっと頭がよければなぁ、と思いますが、これは仕方のないことですね。ただ、せっかく専門家になれたのだから、是非その力を有効に使っていただきたいです。




 ▽補足になれば   MIO

 データNo:131 2005年11月01日(Tue) 18:11

深い洞察で、私の言いたいこととかなりシンクロしてもいます。特に、
>医者は、もはや人間にとって住みよい環境を作る環境活動家にならないといけない
というくだりには、拍手、です。

けれども実際にそうなることは、言うほど簡単ではないと思うのです。その理由を挙げると、

1)現代社会ではあまりにも世界の隅々まで化学物質がいきわたっているので、社会を成り立たせつつそれらを区別して排斥するのは、非常に困難か、あるいは不可能でさえあるということ。
2)すでにこういう取り組みを先駆けていらっしゃる化学物質過敏症の専門家がおっしゃっているように、化学物質の可及的除去に対しては、企業の抵抗が非常に強い、ということ。(4)の問題とも絡む。)
3)医師のすべきこととして教育されているのは現代西洋医学で、それは臓器を見て症状を薬や手術で治す方法論であること。
4)医師も企業家も、それが職業であってボランティアではない以上、生活の糧を得られるものでなければならないこと。

1)2)の理由から、この活動は、個々の医師の努力でどうこうできる範囲を凌駕していると思います。
そして3)4)の理由、医師の多くは、別に儲けたくて薬を出しているのではないと私は思っています。患者の病状をなんとかしたいと考えて出している訳で、ただ他に治し方の方法論を持っていないから、そうしかできないでいるのです。現状では、環境運動だけでは食べていけませんし、周囲から医師として認めてももらえないでしょう。

この辺、まひろさんがNo.130で言って下さっている「迷い」と実に通じるものがあるのですが・・。

医療の提供者たちの考え方が変わらなければならないと確かに私も思うのですが、その考え方は、まさに現代社会の反映であると思うのです。
医師の欲の問題ではなく、社会全体が変わっていかなければならない、という問題ではないかと私は思います。




 ▽環境汚染の解決しかないと思います。   かっちゃん

 データNo:127 2005年10月28日(Fri) 20:19

 また来ました。アレルギー疾患を含め、現代の病気の多くは、微量・微細の化学物質ではないでしょうか。

   論議の的になるステロイドにしても、1950年代に登場したわけで、その1950年代というのは、石油採掘が本格化し始めるときです。ステロイドをはじめとする現代医学で使用する薬剤・軟膏のほとんどは、石油から合成されるわけで、その他皮膚炎に有害だとされる合成界面活性剤、シックハウス症候群を引き起こす接着剤、塗料剤・・・その他食品添加物にしろ、とにかく、ほとんどあらゆるものは、石油からの合成品です。この世界の大気・食品・建物・日用品など、我々の身体に接触するものは、石油から合成されたりものが多数あります。

 文章が下手ですが、いいたいことは、我々の肉体そのものはなんら変化していないのですが、我々を取り巻く環境の劇的な変化、すなわち人工化学物質の増加によって、体がその変化に対応できない人が、アレルギー疾患をはじめとする病気になる、ということではないでしょうか。要するに、アレルギー疾患は環境病であって、環境汚染を解決しないと、アレルギー患者は、化学物質に適応できない劣等遺伝子を抱えているということで淘汰されるような気がしますが。
 今の医療というのは、人体とそれを取り巻く環境という視点で見ると、環境はほったらかしで、環境に適応できるような人体にする方ばかりに力点が置かれていると思います。つまり、人工の化学物質、つまりアレルゲンに免疫が過敏に反応するという状況がアレルギーなのだから、治療の選択肢は2つしかないわけです。

 一つは、アレルゲンそのものを環境から除去することです。ないものには反応のしようがありませんから。これは、いわゆる化学物質の規制などが即治療になるわけです。そういう意味では、環境省の役割は予防医学という点で重要だと思います。個人で化学物質を避けようとしても、あまりにも世界の隅々まで化学物質がいきわたっているので、不可能だと思います。
 2つめは、人体そのものを操作しようという考え方です。今の医療は、まさにこれでしょう。つまり、環境にどんな物質が存在しようと、その物質に反応しない身体へと変化させればよいというわけです。この場合、免疫反応を抑制させる薬剤(ステロイド・プロトピック・抗アレルギー・ヒスタミン剤)を死ぬまで毎日処方するわけです。これは、ある意味、製薬会社・病院・医者はは儲かりますね。アレルギーは治らない、と宣言することで、免疫抑制剤は、アレルギー患者の「主食」になるわけですから。

 このように考えると、アレルギーなどを根本的に解決するには、医者は、もはやちまちま個人を診察するのではなくて、人間にとって住みよい環境を作る環境活動家にならないといけないと思います。つまり、医者は化学物質を大量に世の中へ送り込む大企業・政府の規制、もっと言うと世の中のあり方そのものと対決しなければならないと思います。

 でも、医者にとっては、薬は既得権益ですし、薬を捨てて環境問題に取り組むのは無理でしょうか。あるいは、名誉欲なども強く、ゲノム治療などで、やはり人間そのものを変えていきたいのでしょうね。さしずめ化学物質に反応しない遺伝子操作、というのをこれからも医学は追求するのでしょうか。行き着くところは、耐放射線能力を持つ、核戦争でもたたかえるスーパー人間を作ることだというのも聞いたことがありますが・・・。




 ▽共存の難しさ   まひろ

 データNo:130 2005年11月01日(Tue) 16:02

MIOさんこんにちは。ご無沙汰しております。

自然界は弱肉強食でありながら共栄・共存が保たれているのに、その均衡を崩し、なおかつ同種間でも搾取的争いが絶えない人間には困ったものです。
といいつつ自分もそこで得たものを享受している一部なのですが。

MIOさんのおっしゃるとおり、今の立場の自分だからみえることがあり、それゆえ職に復帰するのに迷いが消えない部分もあります。
先に述べたことも合わせ、自分ができることを自分なりに努力し、迷いながら、悩みながら、生きていくのだろうな、と感じます。 アトピーであってもなくても。




 ▽毎年新たに約300種の化学物質が世の中に出回る   かっちゃん  HP

 データNo:128 2005年10月28日(Fri) 20:33

 アレルギーが治らない理由は、毎年新たに約300種の化学物質が、世の中に出回るからだと思います。これらが、新たなアレルゲンとなるのではないでしょうか。また、その75%は、毒性の検査もされていないか、公表されていないそうです。(米国NGOの環境防衛基金『Toxic Ignorance(毒性の無知)』1997)

このような現状では、いくら健康食品など飲んでも、焼け石に水でしょう。医者は、免疫抑制剤の一本やり。なかなかうまくいかないものです。




   ▽Re:パンダさんこんにちは!   エカテリーナ(元パンダ@梅組じゃないほう)

 データNo:129 2005年10月31日(Mon) 12:35

パンダさん、MIOさん、こんにちは。^^

いままでMIOさんのサイトでパンダさん(梅組)の書き込みを見た事がなかったので、上記のパンダさんのおっしゃる意味が飲み込めず(他の方が混乱したなど)、どう返信して良いのか分からなかったのですが、そういうことだったのですね。

MIOさんの書き込みの通り、パンダさんがこのサイトの開設時に書き込みをされただけだとすると、その後「パンダ名」で書き込んでいたのは、私です。^^;

知らなかったので、失礼しました。
今後は、エカテリーナで書き込みますので、よろしくお願い致します。




 ▽管理人から事情を   MIO

 データNo:126 2005年10月27日(Thu) 21:30

こちらのパンダさんは、私がこのサイトを開くずっと前からあり、しばしば拝見している、「sensitive梅組」というサイトで知り合った方です。

実は私も今までのゲストブック、掲示板への"パンダ"さんの書き込みを、こちらのパンダさんだとすっかり思い込んでいたのですが、違ったのですね。彼女の書き込みは、サイト開設時のものだけだそうです。

最近梅組を見ている方から、パンダさんに連絡したいと私にメールがあり、私がパンダさんに連絡したことで、違うことが判明しました。
もう一人のパンダさん、誤解していて失礼しました。これからもどうぞよろしく。




 ▽パンダさんこんにちは!   パンダ

 データNo:125 2005年10月26日(Wed) 16:35

パンダさんこんにちは! 私もイロイロな科でステロイドをなぜ使わないのか?とそれも形相を変えて言われることしばしばです。

ところで、パンダさんは結構多いハンドルネームなのでたまに混乱することがあるのですが、今回も混乱された方がいるようなので・・・。 私は東京在住の中年パンダです。 脱ステしてからは10年以上たちますが、まあボチボチです。 よろしくお願いします。




 ▽新記事読みました   パンダ

 データNo:124 2005年10月24日(Mon) 08:25

MIOさん、こんにちは。
新しい記事読みました。MIOさんの視点は、冷静で、公平で、いつも共感しています。
自分の中でもやもやしていて、でも表現しきれないことをまとめてくださっているので、読むと気持ちがすっきりします。「これだよ!私の言いたかった事は!」って感じです。

^^ いつも目にするたび、耳にするたび、心にひっかかる言葉があります。それは「ステロイド恐怖症」。

以前、ある皮膚科に、検査をしてもらいにいったことがあります。その医師はステ派でした。私は「自分はステロイドを止め、リバウンドを経験し、ようやく落ち着いてきたところです。時間がかかっても良いので、このままステロイドなしで治療をしていきたいと思っています」というようなことを言いました。すると医師はなぜか「では、これだけ出しておきます」といって、マイザーの処方箋を書きました。私がさらに「いえ先生、ステロイドは使いたくないのです。」と言ったら「カルテに「ステロイド恐怖症」と書かれました。

私はステロイド恐怖症なのでしょうか?

ある意味ではそうだし、ある意味では違うとしか言えないのですが、カルテにそうかかれたことは、ショックでした。単に「ステロイド治療を希望しない」と書いてくれれば良かったのに、、。

「ステロイド恐怖症」って、なんだか病気みたいな名前だと思いませんか?
たとえ患者が実体験を通して学んだことであっても、それを根拠のない感情論として片付けることで、医師が現実から目を背けているように感じました。

アトピー治療を通して知り合った医師の中には、心から尊敬でき、「あぁ、こんなお医者さんもいるんだ!」と希望を与えてくださった先生も何人かいます。
それらの先生に共通しているのは、「他の治療法を否定しない」「常に学ぼうとしている」ところです。
今かかっている先生には「こういう治療法をやってる病院があったので、行ってみました」とか「これがいいと聞いたので、やってみました」と、普通に報告することができます。
先生は「へぇ、それ幾ら?」とか「それで、どうですか?」など、聞いてきます。
(すぐ取り入れるという意味ではなくても)1つのデータとして参考になりますものね。
具合が悪いと「ステロイド使ってみる?」と聞かれる事もあります。でも私が「じきに治まると思うんで、いいです」と言えば。「そう、時間かかるけど、しょうがないね」といって、そのときにできる事をしてくれます。

アトピーは死ぬ病気じゃないので、患者が治療をを選んでも(本人が苦しいだけなので)大して害はないと思ってしまいます。^^;

今現在、「完璧なアトピー治療法」を持っている人は、誰もいないのですから、どんな基本方針をもっている人も、他者から学ぶ余地はあるはずです。
医学知識と、多くの患者さんとの治療経験をもとに、患者自身の選択を「見守り、手助けしてくれる」医師が増えてくれるといいな〜と願っています。

長文失礼致しました。




 ▽遅ればせながらレスに代えて   MIO

 データNo:123 2005年10月22日(Sat) 18:32

さやんさん、サリーさんの改善のご報告、ありがとうございました。
この掲示板(とその前のゲストブック)をずっと見て下さっている方なら、きっと、驚き(そうなんだー)と喜び(よかったね)と励まされる気持ち(きっと私も)の3つを抱きながら読まれたのでは。私もそのひとりです。

同時に、これが私の知りたかったことかも、と私は思いました。それは、「なかなかよくならないアトピーの人たちは、結局どうなっているのだろう?」という疑問の答えです。
医師も民間療法業者も患者も、「何かをしてよくなった!」という時は雄弁になりますが、逆の場合は多くを語りません。でも、アトピーは通常死に至るような病気ではないのですから、治らない人もどこかで生き続けていなくてはなりません。 こういう人たちの生き様に、私はより関心を持っています。

お二人の経過を聞いて思うのは、「照る日あれば曇る日もあり」「朝の来ない夜はない」という人生の真理が、病気にもあてはまるのだな、ということです。
どうにもならないような八方塞がりの時期もいつか思い出になり、それを経験したからこその何かをその人に残していくのでしょう。

多分大事なのは、決してあきらめずより良い自分を求め続けること、そして、浮わつかずに自分なりの冷静な判断力を持ち続けること、なのではないかと思います。




 ▽MIO様へ   さやん

 データNo:122 2005年10月03日(Mon) 14:42

7月19日に体調不良で投稿しました。当時、産後約11ヶ月で体調が悪くステの影響が出てるのでは?と投稿しました。その後、整骨院をはしごしても良くならず8月に2週間ほど実家に帰り、整形外科へ行ってみると「なで肩です」との事。鎖骨の下の神経をなで肩で鎖骨が圧迫して手のしびれにつながり、姿勢の悪さから背骨が曲がり歩行困難になってたらしく簡単な体操を教えてもらったら今は少しヒールを履けるほど元気になりました。アトピーの肌はところどころの黒ずみと首の後ろ、肘と膝のうら、おしりのぶつぶつ、あと顔がしわっぽい事ぐらいです。産前は今よりも状態良く見えていたので、まだ残ってた物が出産という大労働で出てきたって感じです。年齢的に2人目も欲しいのですが、MIOさんの様に来年こそ子連れで海に行きたいのでもう少し待ちたいと思います。まだ再発を恐れてるのもありますが。夏に思ったのですが、家にひきこもったり長袖で隠すより、半そでで肘の裏もバーンと日に当てた方がさっぱりして痒みもなくなるのです。脱ステ9年目にもなったから言えるのかも知れませんが。「海水浴」でも書かれていた通り、私もステを塗っていたり脱ステ初期だった頃に比べ、ぶつぶつが気にならなくなりました。最近子供を連れて出て、知らないママさん達と話をする機会が多いのですが、肌と同じ様に、発言も自分を隠さずにできる様になった気がします。よく本に「アトピーの人は神経質、自立できてない」とか性格が症状を出してるような考えをみかけて、私自身もわざわざ脱ステ中に一人暮らしをしたりしましたが、ステロイド漬けになってると自分のパワーを外に出せなくて性格も内へ向かう気がします。ましてやアトピーの人に、自立しろ!なんて経験者の私にはひどい考えに思えます。少し話がそれましたが、相談に乗っていただきどうもありがとうございました(^.^)




 ▽Re:パンダさんへ   パンダ

 データNo:121 2005年10月03日(Mon) 14:06

りんご姫さん、 色々教えてくださって、ありがとうございます!とても参考になりました。

湯治パックは、いまでもあるようです。もし行くとしたら、そういうものを利用しようと思います。

私は嗅覚が非常に敏感なので、石油のにおいというのが自分に合うか少し気になりますが(灯油を使った暖房器具は、すぐに気分が悪くなってしまいます)、MIOさんのおっしゃったように、タールはアトピーに良い効果があるのかもしれないですね。

どうもありがとうございました!




 ▽パンダさんへ   りんご姫

 データNo:120 2005年10月02日(Sun) 22:01

さきほど書き忘れましたが以前長く湯治した時はホテル豊富に宿泊しました。5日以上の連泊で湯治パックというのにできて料金が半額位になった記憶があります。今はどうなのか分かりませんがご参考までに。




 ▽MIOさん、パンダさんへ   りんご姫

 データNo:119 2005年10月02日(Sun) 19:35

まずはMIOさん、掲示板に書き込ませていただいた後自分が書いた量の多さに驚きました。申し訳ありませんでした。

パンダさんへ。 私は豊富から車で3時間程離れた旭川市に住んでいます。いつも温泉に行くときは自宅でも入れるように20?タンクを10個買ってきます。金額は100?で一回分の入浴代です。これは販売ではなく湯治目的の分湯になるそうで最初に書類に必要事項を書いたりして分けていただきます。他にも宅配などで自宅湯治をされている本州の方などもいるそうです。自宅では浴槽に入れて湯治できるバスインバスという物を使い20?でも十分全身入浴が出来ています。温泉水を鍋で沸かしたりと手間はかかりますが。 豊富温泉がご旅行の候補地になっているそうで一つだけご注意いただきたいことがあります。私もそうですが、アトピー体質の方は入浴してから急に悪化したような状態になることがあります。人それぞれですが私は3日間ほどリンパ線が腫れ浸出液があふれ出て強いカユミで夜も眠れない状態になりました。最終的には一週間で嘘のように回復しましたが、ご旅行・・との事であれば体調をみてご検討いただけたらと思います。今の私は落ち着いた状態ですので温泉に行ったからといって逆にアトピーが出てくるような事はありません。

ホテルはいくつかありますが湯快宿という湯治施設もありますので豊富温泉HPなどをご参考にしてみてください。
いずれにしても良いご旅行になりますように♪




 ▽Re:お返事ありがとうございます。  パンダ

データNo:118 2005年10月02日(Sun) 18:38

りんご姫さん、MIOさん、みなさん、こんにちは。
いつもROMしております。

苦しい経験をしたおかげで、幸せを感じるのが上手になったというのは、私も同じです。日常の幸せを、胸いっぱいに膨らます事ができるようになりました。

^^ 豊富温泉のお話に興味をもちました。
数ヶ月のうちに、小旅行をすることを考えており、りんご姫さんのお話を聞いて、豊富温泉も行き先候補の1つにしようかな、と思っています。

ネットで検索してみたら、湯治パックなど、いろいろあるようですが、りんご姫さんは、そのようなツアーを利用されましたか?または、個人手配でいらっしゃったのでしょうか。(それとも、ご近所にお住まいなのでしょうか。)

同じ地域にも、色々なお風呂や旅館があると思うのですが、おすすめという旅館があったら、教えていただけたら嬉しいです。

よろしくお願い致します。




 ▽お返事ありがとうございます。   りんご姫

 データNo:117 2005年10月02日(Sun) 01:13

まさかお返事をいただけると思っていなくて嬉しかったです。ありがとうございます。 便秘はステロイド離脱時の23才まで続きました。一週間位でないこともあり下剤やセンナ茶など飲んでいました。離脱中、口を開けると皮膚が裂けてしまう時期が3ヶ月程ありMプルーンの健康食品を全てまぜてそれだけ摂取していました。今考えればそれから便通が良くなった気がします。今はもちろん何でも食べますがほぼ毎日あります。ちなみに毎日GG株のヨーグルトドリンクを飲んでいます。豊富温泉の事、詳しくご存知のようで驚きました!同時に嬉しかったです。ぜひ機会があれば娘さんと訪れて見てください。おいしい空気、青い空、緑、町の人たちの温かさ、全てに癒されます。何より温泉は離脱中の全身ケロイドのような状態だった私が唯一痛い思いをせずに入れた温泉です。塩分は強いのですが油分が皮膚を覆ってくれるからでしょうかゆっくり入っていられます。豊富町の近くの稚内の温泉に入った時は塩分がしみて激痛というか体中が焼ける様な感じで入れませんでしたから。実は去年の年末久しぶりにかなり悪化してしまい病院へ行くとすぐに3ヶ月程度の入院を薦められてしまいました。もちろん、ステロイドの内服、外用等の治療方針を説明されました。先生に今までの経緯をお話し反対されましたが豊富温泉へ一週間湯治に行きました。一日目の夜は逆に一気にアトピーが噴き出しそれが3日間続きましたが4日目からは嘘の様に落ち着いてきて帰る頃には別人のようにキレイな肌になりました。(大げさではなく毎日写真を撮っていたのでお見せしたいくらいです)湯治後写真も先生に見せ、診察を受けたときには入院しなくてもいい状態だと言われました。先生も温泉に興味を示してくれて色々と深い会話ができました。また長くなってしまいましたが(ごめんなさい)私はアトピーに生まれた事を悲しいことだとは思っていません。変な話ですが私がアトピーじゃなかったら人の痛みも分からない性格の悪い人になっていたんじゃないかと思う時もあります。ある先生に言われた言葉です。「アトピーに生んでもらってお母さんに感謝しなくちゃいけないよ。アトピーの人はいつも身体の状態を気にしていなくちゃいけないし無理できないから大病をしないんだよ。それに頭のいい心の優しい人が多いんだ」先生は思いやりで言ってくれたのかもしれません。青春時代、お化粧したくても出来ないどころか近所の子供にもオバケと呼ばれる状態の女性に何かプラス思考を与えたかったのかもしれません。でもその言葉は私の心に響きました。今までアトピーに関して母親を恨んだことはありません。恨んで良くなるならいくらでも恨むけど。食事が摂れなかった後に食べたお粥の美味しさ今でも忘れません。たぶん幸せを感じるのが上手になった気がします。人から見たら苦しい状況だと言われる時も、やっぱり私は今が一番幸せと思います。そして明日は今日より幸せだと思っています。MIOさんはとても聡明な方だとずっと感じていました。こうしてお話させていただけて本当に嬉しいです。またアトピーに感謝しなくてはいけない理由が一つ増えました。




 ▽Re:MIOさん、はじめまして。   MIO

 データNo:116 2005年10月01日(Sat) 18:35

こんにちは。 豊富(とよとみ)温泉は北海道の北端近く(天塩郡)で、泉質はナトリウム塩化物泉となっていますが、石油臭と油が浮いたような外観があり、かなり服にも色がついたりするようですね。つい最近人に伺って知りました。タール剤(モクタール・グリパスCなど)がアトピー、乾癬に効くのと似た作用が働くのでしょうか・・などと思います。
腸の具合は今は如何ですか?。皮膚が良くなってくると、行動もしやすくなり、全身元気になってくるでしょうね。
良くなった方のお話を聞くのは嬉しいです。




 ▽MIOさん、はじめまして。   りんご姫

 データNo:115 2005年10月01日(Sat) 11:51

北海道旭川市からメールします。私は現在31才。赤ちゃんの頃からアレルギー皮膚炎と診断され市内の大学病院へ通っていました。同時に慢性便秘でレントゲンをとると腸の中にビッシリ便が詰まった状態という感じだったようです。10歳の頃から急にアトピー性皮膚炎という病名を聞かされ、以来(その前からかもしれませんが)23歳まで全身ステロイドを塗り続けていました。3年かけて離脱しましたがその後5年間プロトピックを使用していました。今は薬は一切使用していません。ただ、豊富温泉に月に2度ほど湯治に行き自宅でも買ってきた温泉水に入りながらアトピーとつきあっています。入院したり、ありとあらゆる民間療法に大金をつぎこんだりと色々ありましたが、現在は全てを受け入れて家事に仕事に犬の世話に・・と元気に生活しています。何が良かったのかこれからどうなるのか分かりませんし、アトピーの人を見ると他人とは思えない私でも自分の試してきた方法を薦めたりということは100人いたら100通りのアトピー症状の方々には出来ません。ただ、もし興味があれば 豊富温泉 を調べて見てください。全国から湯治の方たちが沢山きています。私もその一人ですが。私にとってはステロイド地獄から救ってくれた大切は温泉です。入浴前、入浴後いつも心の中でありがとうとお礼を言っているくらい感謝しています。
長々と申し訳ありませんでした。




 ▽食事   サリー

 データNo:112 2005年08月25日(Thu) 18:01

サプリのことばかりかいてしまいましたが
基本は食事ですね。

といっても食事内容は以前となんら変えていません。
基本は和食。

朝 ごはん(白米)
  鮭、三分の1きれ。
  納豆。 
  煮物か 玉葱とトマトとかのサラダ。
  味噌汁(キャベツ味噌汁。その他大根、
  じゃが芋と玉葱、 わかめと豆腐、
  しじみの味噌汁など日替わりで)
  シジミは銅補給のため週1〜2回は飲みます。

昼間 麺類だったりパンだったり、ご飯だったり、バナナだったり。

夜  ご飯、おかずは刺身だったり煮物だったりお肉だったり。

基本はよく噛むこと。
一口30〜50回ぐらいまで噛んで食べる。
消化を助けます。
一口たべたら箸を置いたり、新聞よみながらだらだらぐい。 1から10までを数えてそれを繰り返す。!から30とかだと途中わからなくなる(笑)

消化を助ける 大根卸しとかキャベツとかを1日1回どこかに加えるといいかも。

あと夏はビタミンA補給のためかぼちゃの煮物もたべてます。

よく噛んでたべると満腹中枢を刺激して少食になるし、
噛む事で胃腸の消化吸収をたすけます。


ステロイドは無理にへらしませんでした。
よくなれば使う量が自然と減ってきます。
でも本当、月にストロングを30〜40本」、
150Gから200g使っていた私です。
それですら症状が悪くなるときがあり
6月中旬は先生に
「先生いつになったら治るんですか?」とくってかかりました。「うーん。アトピーは遺伝だからね。ステロイドでコントロールしてくのが」との答え、
「遺伝?」「そう。ひどくなってもともと持っているアトピーの遺伝子がON、活動期になってるんだよ」
「OFFにはできないんですか」
「難しいね。今学会などでは研究されてる」

治らないのかあ?
月の薬代だけでも12000円ぐらいかかっていたので永遠にかよいつづけなきゃならないのか?
つかいつづけてこの赤黒い肌。そしてじくじくがよくぶりかえし、粉はちるちるみちるじゃ、
いつまでも無職でいるわけにはいかないのに
こまるんだよー。と2chなどやHPを参考にこれらをはじめました。 
今日医者へいってきて ストロングのステの半分をキンダベートに買えてもらいました。
まだまだステは使ってますが、それでも肌の質が二ヶ月前とはまったくちがいます。
これだけ大量に長期に使っていたステを急にやめるのは危険だとおもうので 焦らず減らしていくところです。

今は肌質はよくなりましたが
足などにブツブツにきびみたいなものがでていて
痛いので 今日アクアチムをもらってきました。
皮膚のバリアが弱っているからとのこと。
早くにきび?に悩まされないもっと丈夫な肌になりたいです。

「よくなったね。涼しくなってきたからかな」
「いえ、先生、亜鉛とミヤリサンだと思います」
といいましたが、先生興味無しみたいでした。

でも悪い先生じゃないですよ。てきぱきしてして
質問にはこたえてくれます。(擁護)




 ▽私の試した方法3   サリー

 データNo:110 2005年08月25日(Thu) 17:23

ミヤリサンですが、
ミヤリサンとオリゴのおかげをつかいはじめ
ピルクルをのむと はじめの二週間はおならがでまくりました。
おならなんてめったにでなかったのに。
ながいこと腸がねむってたんだなとおもいました。

1ビンのみおわったところで おなじく整腸剤のわかもとにかえてみました。
胃腸の調子をととのえ消化を助けるとあったからです。
酵母もつかっているので コンビニでお験し4日分かってためしたところ
大丈夫だったので今はミヤリサンから整腸剤わかもとにかえています。
1回9錠剤 毎食後。 
300錠剤入りが約900円。

わかもとにしてから食後の眠気がなくなりました。
食事後によくねむくなっていたのは胃腸の力がよわく、
消化のために胃腸に血液があつまるため
脳はお休み状態になっていたものとおもわれます。

枕がちだらけでしたよ。一年前。
麻起きると枕カバーが
いまもぽつぽつと血がつきますがこの二ヶ月で極端にへりました。残念ながらハゲてしまっています。 だから鏡がこわいです。普段はバンダナをまいていますが
仕事復帰のときにはカツラをかわねば。蒸れにはきをつけなくちゃ。(仕事復帰なんて
かんがえられなかったなあ。ちょっと意欲が芽生えてます。)

ひどい時には常時微熱で37.5度。
夏でも寒くて長袖。吹いてくる風すらいたかった。
こたつの向かいがわにあるティッシュにさえ痛くててがのばせず・・・。足指やそけいぶの湿疹で歩くのも困難。

いまも、お風呂に入るのはちょっと傷があるところはしみますが、雲泥の差。

皮膚科に払うお金もばかになりません。
永遠に通うわけにはまいりません。
このさぷりも永遠にのみつづけるつもりはないけど
まだはじめて二ヶ月。そしてこの効果。

万人にきくわけではないとおもう。アトピーは人それぞれ。
でも湿疹がヒドイと皮膚をつくりだすために栄養が必要で
いくらきちんと食事をしていても足りない栄養が出てくるのだろうと思う。胃腸の消化吸収能力も落ちて来るんだと思う。 だから、もし絶望の淵にいる人は
試してみて損はありません。 
おっと、押し売りになっちゃあいけないね。
人に勧められるのきらいだったし。
でもたいがいが治った本人でなく、そのまた知人からの噂話だったけど・・・。
もし よかったら どうぞ。




 ▽私の取った方法2   サリー

 データNo:109 2005年08月25日(Thu) 17:09

6月18日にこれらをはじめて二ヶ月。
この6年間悩んだのはなにだったんだろう。
寝たきり、ゾンビ、入院も経験。お風呂にはいるのもつらかった。
いまはかなり調子いいです。
6月半ばは 調子わるかった。
肌には弾力性がもどりました。やわらかいところが大部分をしめます。
すたすたとあるけるようになりました。
いたくてできなかったラジオ体操もできます。
粉がおちません。掃除がらくですw。

皆が皆同じ理由でアトピーがあるわけではありません。
ただもし皮膚科治療や脱ステなどいろいろためしても先がみえず絶望のふちにいる人は
ためしてみてください。

  できれば事前に血液検査一般と HB,鉄、亜鉛、銅、もしらべてもらってください。
もしこれらが不足しているのなら 以上のほうほうは効果があるとおもいます。

☆二週間ほど前からネイチャーメイドの鉄も昼間にのみはじめました。
1回2錠剤。 それからなお一層げんきになりました。
HBもFEも低かったのに これらは補給していませんでした。
ファンケルの鉄サプリには鉄と銅がふくまれてるので 両方とれていいかも。
あとは星が丘の亜鉛サプリには 亜鉛と銅がバランスよくふくまれてます。

ステロイドはすごーく大量に使っていました。今もステはつかっていますが
かなり減りました。徐々にへらしていく予定。




 ▽私の取った方法1   サリー

 データNo:108 2005年08月25日(Thu) 17:06

まじおすすめだよ。
※亜鉛(ネイチャーメイド朝晩1錠 (1日2錠計20mg)
  ※ 整腸剤のミヤリサン 用法どおり。
※ シナ―ル(ビタミンC パンテトン酸) ビオチン 1日3回色後(医者で処)
※ 基本は和食。よく噛んで食べる(一口30回から50回)できれば少食だが、
   一口30回も噛むと満腹中枢をしげきするので結果的にも少食。
※ キリンノアレ レモンタブレット(kW乳酸菌オリゴ糖分入り)
  はじめの二種間ほどはとってました。高いので継続はちょっと、でも整腸はじめにはいい。
※ 砂糖はオリゴ糖にチェンジ。

基本は↑これだけです。
あとはオプション

※ピルクル飲料(ヤクルトみたいなものでファミマーでうってます。乳酸菌がGOOD)
※バナナ(少食になると便秘になりがちなので 繊維質補給でバナナうんち。
    セロトニンとビタミンB6が落ち込みがちな気分を元気に。
※牛乳(私は2日に1本ぐらいとりました。便秘対策。アレルギーある人はやめときましょう)
※シジミのみそ汁週1回から二回 (亜鉛でうしなわれがちな銅を補給)
※ 肉も食べます。しかしはじめの1週間だけひかえました。
  その後週に二回はたべてます。でもよーくよーく噛んでたべてます。
  皮膚の回復に蛋白質はやはり必要。




 ▽MIOさんの   サリー

 データNo:107 2005年08月25日(Thu) 12:04

HPは辛い時に私をささえてくれました。
本当に感謝です。
それにしても海水浴に行けたのは回復も本物ですね。
とっても嬉しいです。
私もまだUPアンドダウンはあるとおもいますが
ここ六年で一番のかいふくっぷり。
これは踊り場脱却とみていいでしょう。
健康人の肌とくらべると 違いは歴然としておちこみます。ついくらべてしまいがちですが、
あの悲惨な重症のころと比べたら、贅沢な悩みなんですよね。うん。 




 ▽海水浴   サリー

 データNo:106 2005年08月25日(Thu) 12:01

MIOさん。海水浴に行けるぐらいに回復なさってるんですね。よかった。嬉しい。
本当、具合の悪いときはレジャーどころじゃないですもんね。私も近くのコンビニに行くのもつらかったです。
具合が悪い時は医者にいくのも大変で
歯医者で「1日うちにいるの?退屈じゃない?」
といわれましたが、
退屈なんて感じる暇も無かったあのころ。
朝おきて ごはんをたべたあと 臭う体をきれいにするために ばい菌を洗い流すためにお風呂にはいるのだが、
痛いから入るのに覚悟が必要。 タオルを口に入れ悲鳴をかみころすようにお風呂にどぼん。その中で体をあらう。
少し調子のいいときは外で石鹸をあわだてて洗うが
シャワーがとても痛い。
そして湯船からでるとき、お風呂の高さをまたぐときですら決死。でて、イスにすわって体を噴いてもしばらく動けない。薬をぬって服をやっとこさ着て放心状態。

その後2時間ぐらい体をやすめ。そのあとだって1日は退屈などかんじられず苦痛をたえるためにあっという間にすぎていった。

MIOさん。回復こころよりお喜び申し上げます。
私の肌も にきびみたいな発疹はでるのですが、
あの赤黒かった肌が固かった肌が柔らかくなっています。
まだ腋の下と足の指股とかそけい部とかやわらかいところは多少じくじくします。顔もひどいときよりはよくなっていますが、今だ元気なころとは比べ物にならないくらいひどいので(ただ年とっただけ?」まだ鏡をみると体の回復もわすれ 落ちこむのでみてませんが。

すたすたとあるけるようになりました。
デパートで3時間ほどたちよみ、その後もすたすた歩いて。

後ほどかきますが、皮膚科でステロイド治療だけでは
よくなりませんね。
3ヶ月前にぶりかえすアトピーに 「いつよくなるか」効いたら 先生は「アトピーは遺伝だからよくならない。」と。絶望していましたが、たった二ヶ月ほどでこの回復。
  詳細はあとでかきますね。

でも体の状態がよくなれば出かけたくなるもんですよね。





トップページへ
掲示板へ