BBS Record11

2007.10-11

to BBS10
to BBS12
to Present BBS
Back to Top Page



 ▽ 現状   MIO

 データNo:322 2007年11月29日(Thu) 16:10

あやはとりさん、お久し振りです。書き込みありがとうございます。

アレルギー性鼻炎とアトピー性皮膚炎は、どう違うというのでしょうね。私にもよく分かりません。
ただ、前者に比べ、後者とくにその成人型は、患者の症状の主要な原因となっている抗原の数が、ずっと多いのではないか、という、気がします。

現在行われている鼻炎の減感作は、スギ抗原1つに対して年単位の期間がかかるものですから、抗原が沢山あれば実行しきれず、実用的ではない、ということになるのではないでしょうか。

>私の職場にもアレルギー性鼻炎の人も、アトピー性皮膚炎の人も何人もおります。
空気の良い田舎なんですが。

田舎へ行けば軽快すると言われていた時代が懐かしい、と言うべきでしょうか。
地球上では、空気も土も水も繋がっていますし、生活に使う物も共通になりますから、生き物は結局は一蓮托生(いちれんたくしょう)となるのだと思います。
できる範囲で地球を大事にして生きていきたいですね。



 ▽ 減感作   あやはとり

 データNo:304   2007年11月25日(Sun) 22:09

サイエンスを立ち読みしていた中に、アレルギー性鼻炎に対する減感作の記事があったような気がしました。
現代医学野中では、アレルギーに対する根本治療は減感作が一番実現可能なものなのかなぁと思いました。
でも、アトピー性皮膚炎の事は書いてなかったですね。
アレルギー性鼻炎とアトピー性皮膚炎では、また違うんですね。

特に質問でも何でもないです。
立ち読みしていて、何となく思ったというだけの四方山話です。

それにしても、私の職場にもアレルギー性鼻炎の人も、アトピー性皮膚炎の人も何人もおります。
空気の良い田舎なんですが。
最近、本当に多いのですね。
MIOさんもお仕事続ける事は大変でしょうが、御身体大切に



 ▽ ご明察   MIO

 データNo:302 2007年11月19日(Mon) 20:20

減感作は確かに、アレルギーの根本療法となり得る可能性があるでしょう。
とは言っても、現在行われているアレルギー性鼻炎の減感作より、治療検査ともに相当進化したものにならないと、恐らくアトピー性皮膚炎では実効性は薄いのでは、と思います。1人の患者に、反応する沢山の抗原がありますから。

さて、質問されてばかりいるのも疲れます。
皆さんも私の答え方のパターンが読めてきたのではないかと思いますし、そろそろどなたか、別の話題、記事の感想か何かでも、書いて下さらないものでしょうか。



 ▽ Re:教えて下さい   アレルギー姫

 データNo:301 2007年11月19日(Mon) 16:12

はじめまして

減感作療法はどうなのでしょうか?

時間はかかりそうですが..。


 ▽ そうですか?   MIO

 データNo:296 2007年11月02日(Fri) 20:47

どこに書いたどの記載のことでしょう?。
「また報告します」と書いてそのまま放っておいたような記憶は私にはないのですが。

病歴の第12章に、代替療法のあるものに取り組んでいることは書きました。現在も鋭意勉強中です。



 ▽ 教えて下さい   ヒデ

 データNo:295 2007年11月01日(Thu) 16:37

MIOさんが以前
何か新たなアトピー療法に取り組んでいると
記載されていたと思うのですが
あれは何だったのでしょうか?

「また報告します」と言われていたような・・・。



 ▽ はじめまして   けと

 データNo:303 2007年11月23日(Fri) 17:08

はじめまして。
私は1歳からのアトピー患者です。
今年の5月、アレロックが切れたのを機に、もう効かなくなってしまったリンデロンVGとプロトピックを中止しました。
まだ辛い日々が続く中、MIOさんのHPを見て少し元気が出ました。お医者さんと言うことで、何が起きているのかについて書いてあるのを読んで、なんとなく自分に起きていることは特別なことではないのだと思うことができました。



 ▽ 星状神経節ブロック   MIO

 データNo:300 2007年11月14日(Wed) 23:15

首にある交感神経節にレーザーを照射することで、交感神経遮断もしくは自律神経調整効果を得ようとする治療ですね。
顔面頭部の疼痛を主症状とする病気に対しては、一定の効果があるとされています。が。

アトピーへの効果については、評価が定まってはいないと思います。私自身は患者さんに施した経験はなく、どの程度のものかわかりません。

もし効果が不充分なために広まらないのだとすれば、それは「交感神経の過緊張」が、アトピーの原因ではなく、結果の1つにしか過ぎないからではないでしょうか。
どうして交感神経が緊張しなければならなくなったのかという、その原因がなくなっていないのなら、やはり一時抑え以上の効果は期待しにくいと考えられるのでは、と思います。

これは知識ではなく、私の考えですが。



 ▽ 自律神経異常の改善   kazu

 データNo:299 2007年11月14日(Wed) 12:58

Mioさん

こんにちは!

ひとつお聞きしたことがありまして、書きこみします。

レーザーを使用した星状神経ブロック療法についてです。この療法がなぜ広まらないのか、実際どうなのかということをご存知であれば教えていただけないでしょうか?

私の知り合いの皮膚科医の先生も取り入れておられて、交感神経の過緊張を緩めるのに非常に効果的であると思われます。

古い資料ですが、昭和20年代、30年代の喘息患者に星状神経というか迷走神経の異常がほぼ100%見られていることが分かっており、その改善がぜんそく治療に効果があったことが証明されています。

1970年に出された’アレルギーと自律神経’にも詳細に記述されていました。

もちろん現代では、他の要因も重なっており、迷走神経の部分だけでは改善しない患者さんもおおいとは思います。

でも...

ご存知である範囲でご教示いただけないでしょうか?

よろしくお願いいたします。



 ウーロン?   MIO

 データNo:294 2007年10月18日(Thu) 22:08

これは、いつだったか調べるのも面倒なくらい、以前の調査ではないですか?。それをいまさら引っ張り出して、何をおっしゃりたいのか理解に苦しみます。

何が効く、効かない、という治療法談義は止めてくれ、とトップページでお願いしてあるはずです。


>世の中どこにでも’書いてない規則’はあります。

国により人により、価値観や考え方は異なるでしょう。
かくいう私も、間違いなく日本人であり、別にモンゴルの常識を知っている訳ではないですから。

「日本では日本の常識が正義だ」という考えもあるでしょうが、私はそうは思いません。
「価値観の違いによる軋轢は、できるだけ互いの考えを理解していくことで解決していきたい」と思う者です。



 ▽ ウーロン   オリンピア

 データNo:293 2007年10月15日(Mon) 19:18

以下のような記事も信憑性は微妙でしょうか。

アトピー性皮膚炎の炎症反応が ウーロン茶によって抑えられた。
滋賀医科大学皮膚科教室の上原正巳氏らは 外来治療を6ヵ月以上続けている成人アトピー 性皮膚炎患者121人に、市販の2.5倍の 濃度のウーロン茶を1日400ml、4週間服用 させるという調査を行いました。 その結果、皮膚症状が「著しく改善」 した人は22人で全体の18%「かなり改善」 した56人と合わせると78人(64%)にも達しました。
改善した大多数が服用4〜5日目からかゆみが軽減し 紅斑が減少したということです。 抗アレルギー剤と同じくらいの効果 この報告は、アトピー性皮膚炎の治療に 使われている抗アレルギー 剤の4週投与による症状改善率が50〜70%で あることを考えると 「ウーロン茶はアトピー性皮膚炎の症状を 軽減する効果がある」 といえるのではないでしょうか。

医者でも難しいので 色々な事に挑戦しているのでしょうか?

皆さん、どう思われますか?



 ▽ 保湿剤   めか

 データNo:291 2007年10月13日(Sat) 19:54

ノインさま、MIOさま、

保湿剤の使用に関してのアドバイスやご配慮のあるご意見を、本当に有難うございます。
私は、免疫抑制剤からの完全なる開放(免疫の回復)を目指すことが大切だと思っていますので、抗炎症剤が入っていないこと(抗炎症剤も免疫の回復に障害となるものと考えています。)や、"不完全な皮膚"の入替えの妨げになり過ぎないもの(皮膚の入替えが進めばいずれ正常な皮膚になることを期待)を選択し、痛みと症状を見ながら何らかの保湿剤を使ってみたいと思います。



 ▽ 何かを使うということ   MIO

 データNo:290 2007年10月13日(Sat) 17:07

ノインさん、ご指摘ありがとうございます。

おっしゃる通りで、アトピー性皮膚炎の方の肌は普通の人以上に敏感で、つけたものが悪影響を及ぼす可能性があります。言葉足らずをお詫びします。

私が最悪の状態だった頃は、何か保湿剤をつけるのが当たり前という時代でした。現在では、非ステロイド派の医師はむしろ一般に、自らの皮脂の分泌を促すという意味で、何もつけないことを薦めています。

当時私は、保湿剤が余分なものではないかということを自分の感覚で感じ取り、いったん全てを止めてみました。しかし、2か月3か月経っても皮脂の分泌はいっこうに回復せず、何もつけずにそのままいつづけることのつらさに耐えられなかった、という経験を持っています。

ですから、「何もつけないのがそりゃいいだろうけど、それができるのなら苦労はしないよ、っていう時もあるんじゃない?。」
とも、患者であった私は思っています。

結局、自分に合わないものを避け、自分がより快適になれるものがあるならそれを使っていくしかないです。
全ての人に対して安全と保証できるものなど存在しません。アレルギーとはそういうものでしょう。
逆に言えば、誰かにとって合わない最悪のものでも、だからそのものが悪いということにはなりません、他の人にとっては良いものとなり得るのです。

私たち医師は、望ましい効果が得られることを「狙って」処方しますが、それが狙い通りにいかない可能性があるということは常に想定しています。



 ▽ Re:脱ステ中です   ノイン

 データNo:289 2007年10月13日(Sat) 00:31

MIOさんはじめまして。
いつも拝見させていただいてます。
今回、横レスする失礼をお許し下さい。

MIOさんの例示された保湿効果を狙った医薬品の使用について、薬にかぶれてしまう危険性も考慮したほうが よいかと思うのですがいかがでしょうか?

ワセリンは比較的安全かとは思いますが、合うあわないは個人差があるでしょうし、また他の薬に関しては ワセリン以上にトラブルの可能性があると思います。

脱ステなどで不安定になっている肌に何かをつけたい という気持ちは痛いほど分かります。
しかし薬を使うということは、ステロイドに限らず 何らかの副作用やリスクを伴うと考えます。
めかさんにおかれましては、「どうか慎重に」と申し上げたいと思い書き込みました。
(ごあいさつ抜きになってしまってすみません)

かくいう自分も今夏、非ステロイド系消炎剤とアズノールで接触性皮膚炎(かぶれ)を起こしてしまい、 今現在も両脚が色素沈着して、「いったいどこの国のヒト?」といった感じに色がついてます。(^^;
それまでは脚はほぼ治っていたので、大変がっかり しましたが、いい勉強になったと今は考えてます。

以上、参考にしていただければ幸いです。 乱文失礼いたしました。



 ▽ Re:脱ステ中です   めか

 データNo:286 2007年10月12日(Fri) 16:18

無理をお願いしてすみませんでした。
有難うございました。



 ▽ 保湿   MIO

 データNo:285 2007年10月11日(Thu) 20:58

私が使っていた市販の保湿剤の具体的な商品名は、やはりここでは言わぬが花でしょう。
皮膚科医として、保湿効果を狙って患者さんに処方する医薬品の名前を挙げることはできます。白色ワセリン(プロペト)、アズノール軟膏、ザーネ軟膏、ヒルドイド軟膏などです。(ザーネはビタミンAの製剤で、市販の尿素を主成分とするものとは異なります。)

季節の変化に肌がついていけていないものと思われます。これから真冬に向けて、気温変化に応じてきめ細かい衣服等の調節が望ましいでしょう。

この手のアドバイスはこれで打ち止めでよろしいですよね。



 ▽ Re:脱ステ中です   めか

  データNo:284 2007年10月10日(Wed) 21:31

MIOさま、
コメント有難うございます。

実は相談があります。本来、この場では受け入れられないものだと承知しておりますが、何らかのアドバイスを頂戴できればとても助かります。 先の私の文面にありますとおり、秋の季節になってからの乾燥のためと思いますが、皮膚の乾燥による耐え難い痛みに苦しんでおります。MIOさまも乾燥時期に痛みがあり、ジェルやクリーム他を使われたとありますが、"経験上?"よかったと思われるものを具体的にお教えいただく分けにはまいりませんか?少しでもこの苦痛が緩和されると助かります。
今乾燥に対してしていることは、次のとおりです。
@風呂、またはシャワー。
A湿ったタオルを首に巻く。
B長袖シャツやタイツを着て保湿する。さらしを巻く。
しかし、@は一過性のものですし、A、Bはだんだん暑くなって汗がでてきます。そうすると激しい痒みを生じてしまい痛みとともに苦しみます。
もし、よろしければ、アドバイスをお願いしたく。



 ▽ ステロイドは麻薬のようなもの   MIO

 データNo:283 2007年10月09日(Tue) 19:35

以前私も、顔にステロイドをつけ過ぎてしまった方に、つけるのを止めて頂く時、こういう説明をよくしていました。一般の方にも分かりやすく本質が捉えられる例えだと思います。

めかさんのような方々が現実にいるのだということ、一部の医療関係者が思いたがっているようなマスコミの作った風評などではなく、自身の判断で、ステロイドなしで生きていける自分を渇望している患者たちが現実に苦しんでいるのだということを、皆さんの書き込みを通じてこのサイトが示していけるのなら私は幸せです。



 ▽ 脱ステ中です   めか

 データNo:282 2007年10月06日(Sat) 20:11

MIOさま、アトピー患者の心のよりどころとなるすばらしいサイトを有難うございます。
私も3年間のステロイド連用(内服剤)ののち、ステ離脱をはじめ、5年半になりますが、それまで大小のリバウンドにみまわれ、五年半後の今、最大のリバンド(峠は越えたかな?)に苦しんでおります。3年前のリバウンドでは、傷口からブドウ球菌に感染、また、ヘルペスも併発して約1週間苦しみ抜き、本気で自殺して楽になりたいと思いました。
今回のリバンドでは、症状がひどい肌が空気に触れるだけで激痛が走り、前身の激しい掻痒感、微熱にもさいなまれ苦しんでおります。しかし、それでもステロイドには決して戻らず、がんばりぬきたいと強く思います。厄介な薬にはまってしまいました。貴サイトを拝見し、やりぬく力を強くした次第です。御礼申し上げます。

さて、そのステロイドですが、モルヒネ(麻薬)と共通点が多いと思います。
・使っている間は楽。
・だんだん効き目が悪くなり、多く必要になる。
・やめるとリバウンド(麻薬なら禁断症状)がでる。
どちらの薬も使い方次第で、良薬にも毒にもなるものと思います。また、むやみに使うべきものではないと、これも感じます。

MIOさんはステロイドの離脱もほぼ落ち着いたのだと思っているのですが、私もそれを目指して耐え抜きたいと思います。今後も色々なご意見をお願いいたします。




  トップページへ
  掲示板へ