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 ▽共感   MIO

データNo:105 2005年08月24日(Wed) 20:35

>少しずつ、少しずつ前進している。
長いことかけて悪化していった病気は、戻るにも長い時間を要するのが、むしろ当たり前で自然だ、とどうして現代人は考えないのでしょう。

−自然に沿い、本来あるべき姿に向かって回復していくことを知る。そしてそれが正しいと思いながらも、掛かる長い時間と周囲との軋轢に悩む−。
そんな病む者の気持ちをまひろさんはじめ皆さんが同様に抱き、こうして暖かい書き込みを下さることが、また私の力になります。




 ▽海水浴   まひろ

データNo:104 2005年08月24日(Wed) 11:17

MIOさんこんにちは。ご無沙汰してます(ROMはしてました)。
掲示板、健全に賑わっていてなによりです。

今回の海水浴のお話、最初は「おぉ!すごい」という気持ちで読んでいたのですが、途中からなぜか涙が出そうになりました。
自分のことのようにうれしいです。
お子様の喜ぶ姿、よかったですね。
「海水浴に行きたいと思える体調でいたい」、まさしく同感です。
少しずつ、少しずつ前進している。
これこそ本来人間が持つ治癒力なのでしょう。
私も、きっと数年後には夏の浜辺に行けますように。
それがハワイだったらなおよし、です(笑)




 ▽たしかに   MIO

データNo:103 2005年08月22日(Mon) 00:12

>海で、日焼けのみをした時は、肌にベタベタ感があり、川ではサラサラ
このベタベタは潮の感触でしょう。

海水の塩分がアトピーになぜ効くか−よく聞く分かりやすい説明は、アトピー肌で増えるブドウ球菌を殺菌する、というものかと思います。でもそれだけじゃないと思う、肌を引き締める効果が大きいんじゃないかな、と私は勝手に想像しています。
塩の浸透圧が、炎症でむくみがちな肌の水分などの余計なものを引き出して、除いてくれるのではないでしょうか。ほら、ちょうどお料理でお塩で締めると、野菜や魚から余分な水分が出て、はんなりと軟らかくなるように。

>風に乗って来るくらいが丁度いいのかな?
私もそんな感じです。海水に直接浸かるのは、お肌の上級者コースかもね(笑)。




 ▽あと思ったこと   まあくん

データNo:102 2005年08月21日(Sun) 12:31

川で日焼けした時と、海で日焼けした時では全然違うのです。
海で、日焼けのみをした時は、なんか肌にベタベタ感があり、川ではサラサラなんです。
どちらが、私には良いかというと海です。
もちろん両方とも水には浸かってないです。
潮風にのって、海の成分が肌にまとわりつくからでしょうかねぇ?
海の塩水につかると、ひりひりして駄目ですが、風に乗って来るくらいが丁度いいのかな?
素人実験なんで、よくわからないのですがね・・




 ▽Re:私もアトピー   はる

データNo:101 2005年08月21日(Sun) 05:53

適度な日焼けが皮膚機能改善によいであろうことは、感覚的にですが分かるような気がします。小学生の頃、夏のプール授業で先生がおっしゃった話を今でも覚えています・・・“健康だと水から出たあとに皮膚の水が水滴となり、タオルで拭かなくても水滴がはじけるように身体から離れるけど、健康でないとべたっとまとわりつく”。鮮明に覚えていると言えば嘘になりますが、日焼けした先生の皮膚にあった水滴の表面張力はそれはそれは見事でしたよ(笑)。30年近く前の、しかも今の自分よりも専門的知識は少ないであろう先生の一言に過ぎませんが、それ以来、自分のケースも含めて少々日焼けしてるほうが健康的な皮膚に見えるのは、色のせいだけではないと思っています。アトピーの湿疹が出やすい場所は、露出の程度や体質的な個人差はあるものの、総じてじとっとしやすい部分だと思います。だからと言ってアトピー患部へのUV照射が良いと結論を急ぐ気はありませんが、同じ難治性皮膚疾患の尋常性乾癬が黒人で発症しにくく、日光浴療法(要するに欧米白人の日光浴)が有効であることも、アトピーと日焼けの関係と全く無関係ではないかもしれません。同じ遺伝子を持った細胞が構成している皮膚の中で、湿疹が出やすい場所と出にくい場所の環境の違いを自分なりに考えて対処してみるのも、薬だけに頼らずに良くしていくためには重要かもしれません。

MIOさんの海水浴のお話、読ませていただきました。我が家も娘のアトピーと私の夏の海嫌い(暑いので!)のため、湘南エリアに住みつつも、夏のレジャーは専ら標高1000m以上での渓流キャンプです。でも少し涼しくなったら久しぶりに海風にでも当たってみようかなと思いました。




 ▽私もアトピー   まあくん

データNo:100 2005年08月20日(Sat) 18:24

はじめまして、MIOさん!
私も、かなり悪い方のアトピーですが自分なりの解決の仕方で、最近、夏は海に行って海の水には浸からずに、ひたすら浜辺で日焼けをしています。
MIOさんの書かれているとおり、日焼けをしたら私は一ヶ月くらいは肌の手入れをしなくても良いくらい改善されます。海にはいったら刺激があってだめですが・・
MIOさんの書かれている記事をみて自分なりの対処は間違ってなかったんだと確信できて嬉しいです^^/
前々から、このHPは見ているのですが、MIOさんそして皆さんこれからもがんばって行きましょうね!




 ▽おはようございます。   mimi

データNo:99 2005年08月18日(Thu) 08:14

MIOさん,お元気だったんですね〜よかった☆
最近書き込みがないからといって勝手な心配をしてしまってすみませんでした(^^;)

海水浴の話,「うん,うん・・・」うなずきながら楽しく読ませたいただきました。

私は海派ではなく,山派なのですが,やっぱり山にいた後は肌の状態が良くなるような気がします。
登山はとても汗をかくので行く前は「汗で痒くなって痛くなったら嫌だなぁ」とかいろいろ心配するのですが,行った後は必ず「行ってよかったなあ」と思います。

これも自然の力なのだと思います(^^)

「夏になったら海に行きたいと思えるくらいの体調を・・・」というMIOさんの言葉,すごく共感しました。ちょっと涙が出そうでした(笑)
病める者のささやかな幸せへの願いなのだと・・・

MIOさんの楽しげな様子が伝わってきて,なんだか嬉しい気がしまいした。
また,楽しみにしています。




 ▽感服します   上村

データNo:98 2005年08月18日(Thu) 00:01

暑中お見舞い申し上げます。

痒みと海水浴のお話、たいへん興味深く拝見いたしました。

いつもながら、隅々までの考察とお気遣いが行き届いたお話、ただただ感服しています。

>痒みの話
私の子供が0歳の時に掻き毟る腕を押さえてた事もありますし、反射的に「掻くな!」と言ってしまった事もありました。

痒いのは十二分に分かるんですが、どうする事もできず、ただ肌がボロボロになっていく我が子を見ているしかないのは辛かったです。

今は寝る時に掻いてあげてます。
子供から
「どうしてお父さんが掻いたらそんなに気持ちがいいの?」
と言われ、寝る時にはいつもすり寄ってこられます。
「お父さんは何十年も掻いてるからうまいんや」
指先のコントロールには自信があります。

治療じゃないですけど、最近はヌリヌリよりカキカキ専門です。

とうとう海水浴には今年も連れて行けなかったです。
来年は必ず連れて行ってやろうと思ってます。




 ▽はじめまして。   塔子

データNo:97 2005年08月13日(Sat) 03:53

毎日暑くてアトピーにはつらい季節ですね。
この暑さと紫外線で悪化したために、昨日新しく処方された薬について軽く調べていたところ、こちらのHPを見つけ、寄り道させていただきました。

私は、生まれつきアトピーを患う20代です。
ステロイドにも特別抵抗はなく、民間療法にのめりこみもせず、わりと普通にアトピーを受け止めています。
とりあえず普通の生活ができている状態ですが、やっぱり辛い時には同じ病気で苦しむ方々の声が励みになりますね。
ネット上でのアトピーの話題はハードな意見が目につきますが、こちらのように穏やかなHPに出会えて、少し安心しました。
お互い病気に負けずに頑張っていきましょう〜!




 ▽いや、別に   MIO

データNo:96 2005年08月12日(Fri) 21:21

どうもしていないし、掲示板になってから書き込まなくもなっていないですが・・・。
書き込み全部それぞれに私が自分の意見を述べてしまうと、どうも皆さんの方向性をひとつに強制してしまうのではないかという気がするんですよね。それが答えになってそこで終わってしまうような。
管理人としてはふさわしくないのかもしれませんが、書かなければ/書きたいと思ったら、書く、という態度で私はいたいのです。
"盛ん"は、"もめてる"の代名詞であったり(過去にあったように)することもあるので、盛んが必ずしもいいとは思いません。ご覧の方には面白いでしょうが。

かつてなく記事の更新をさぼっているのは事実です。すみません。日常の方が少し忙しくて。




 ▽最近,書き込み少ないですね。   mimi

データNo:95 2005年08月12日(Fri) 10:53

MIOさん,最近どうしちゃったんですか?
掲示板になってから,あまり出てこなくなっちゃいましたね(;;)
ゲストブックの頃のほうが盛んだったような・・・




 ▽Re:乳首のアトピー   綾羽

データNo:93 2005年08月05日(Fri) 23:35

私の場合、ブラをしているとムレて浸出液が出るのが酷くなるんですが、うららさんはどうですか?
なので、休みの日などは外してます。
している日よりは若干調子いいですよ。
または、時々トイレなど人のいない場所で患部からブラを浮かせて風通しがいいようにしてます。
私も乳首の炎症治して温泉とか友達と旅行とかいきたいです!




 ▽乳首のアトピー   うらら

データNo:89 2005年07月30日(Sat) 17:06

脱ステ、脱保湿も一番ひどい時に比べたら時期的なものも重なってかだいぶ楽になりました。
でも、乳首からの浸出液が止まらなくて毎日ブラの間にガーゼとコットンを挟んでいます。
乳首は皮膚が薄いからステロイドの吸収が早いから塗らないほうがいいとも聞きますがどうなんでしょう。
亜鉛華軟膏も試しましたが塗るのをやめれば元通りでした。
温泉とかも行けないしつらいです




 ▽あつい〜   mimi

データNo:92 2005年08月05日(Fri) 19:43

こんばんわ(^^)お久しぶりです。

聞いてください,最近3日間ほど新潟に行ってきました。
自然の中で,何人かと集団で宿に泊まったのですが,3日間肌の調子がすこぶる良くなったのです!!
自然の中でストレスがなくなったのか,集団だったので常に人の目があり,意識的に緊張して掻かなくなったのかはわかりませんが,明らかに肌がきれいになっていました。
そして何より痒くなかった☆

  でも!!帰ってきたとたん手足に発疹ができるは,顔は痒くて腫れてしまうは,今は散々な状態・・・(;;)
この違いはなにぃぃぃ,なんなんだぁぁ!!??
無意識の影響って怖いですね!!コントロール不可能です。
やっぱり一生こうやって無意識な状態にアトピーの状態は支配されてしまうのでしょうか・・・
はあ〜

しかも,いったん綺麗になったのは「あ〜あ,どうせまた悪くなるんだろ・・・」みたいな気持ちになるので,一時的な回復状態って私にとっては「ぬか喜び」ものなんです。

ずいぶん偏屈ですけど,みなさん,そういう思いってないですか??
もう,またどん底につきおとされるのは,まっぴらっていうか,もうこれ以上傷つきたくないっていうか・・・

なんか恋愛論みたいになってきた(^^;)ははは

今,仕事中で思考力が低下中で何かいてるかわかんなくなっちゃいました。

休憩中に愚痴ってしまった。乱文失礼しました〜




 ▽独断と偏見ですが・・・   ヒロシ

データNo:91 2005年08月01日(Mon) 19:54

アトピーの人は健康な人に比べて一生懸命生きていると思いませんか?




 ▽リバウンド中   けーぼー

データNo:90 2005年07月31日(Sun) 15:25

mioさん 貴重な体験をHPにしてくださって ありがとうございます。 とても深い内容で素晴らしい HPです。
  私は40代女性。子供の頃からアトピー(その頃は湿疹と言っていた)手足の曲がりめ 首など やはり汗をかくところにできていたようです。
皮膚科で処方されていたステロイドを疑いもなく長年使用。 もちろん だんだん効かなくなり 強いものに。
27歳で結婚。30歳で出産。大人になったら治る。
結婚したら 出産したら 治った人がいるというのも
私には 当てはまらず。 5年ほど前に青森の有名な
病院を1年半の予約待ちで やっと診察してもらえる事に
なりました。そこでの軟膏の重ね塗りを5年続けても
一向に回復せず それより 夏になると悪化。
今考えると 軟膏で汗が出るのをさまたげていたので
悪化するのは 当たり前だと わかる。
「なぜ 夏は 軟膏では なくクリーム系の薬にしないのか」
今 通院している医者は言うが わからず。
薬の内容も教えて欲しいと何度か聞いたのだが
「それを聞いてどうするのか。 他の人にも教えていない
何種類もたくさん混ぜているから・・」などなど
今年の3月よりステロイド入りという1種類の軟膏は
ぬっていなかった。 日本オムバスの濃縮温泉を使って
自宅湯治をしています。今年の初め頃からやっていたが
5月末に水道の基づけ浄水器をつけて本格的に始めました。
今まで 水が掻壊しの傷にしみて 湯船には長く
入っていられなかったのが 不思議なことに
お湯がまろやかで 今は20分位つかっていても平気です。
7月頃からリバウンドと思われる乾燥による肌の落屑、目や
顔の腫れ、足は膿がでている。
そんなとき と出会いました。
夢中で読まさせていただきました。
ひたむきにアトピーと戦っている姿に自分をダブらせて
頑張らなくてはと 勇気を戴きました。
ありがとうございます。
   私ごと長くなって 申し訳ありません。
感謝を お伝えしたくて メールしました。
これからも HPを続けて 私たちに
ひとすじの光明を与えてください。
夏の暑さには くれぐれも ご注意ください。




 ▽街中で   綾羽

データNo:88 2005年07月28日(Thu) 23:49

こんにちは!
以前HNミオで書き込みしたものです。
書き込みした後で名前が被ってる事に 気づきました。

疑問なのですが、私のような赤くて見るからにアトピーな方って街中で見かけないのですが皆さんステでコントロール(?)してるんでしょうか・・・?
世の中アトピーの方は増えているというのに不思議でしょうがないんです。
職場(介護関係)でも「病院にちゃんと行ってるの?」「シソジュースで親戚の子は治ったらしいわよ」とか色々言われまして、考えすぎでしょうが私に小汚い顔のままで居てほしくないっていうニュアンスを感じました。こんな時いっそステでも使って上辺だけでも取り繕ってしまおうかとの考えもよぎりますが。。。

本当に酷い状態のときって、何もかも信じられない、自分の体でさえ信じられない。こんな考えが余計、体を酷くするって判ってても止まらないです。

MIOさんの文章は医者であり患者であるのもあってか大変興味深いです。思わず「わかる!」と感じるのが多いです




 ▽病院か薬局へどうぞ   MIO

データNo:87 2005年07月28日(Thu) 21:04

すみません。こういう書き込みはご遠慮下さい。
掲示板(データNo.4)、ゲストブックに「ここはサイバークリニックではない」
トップページに「個人の医療相談はご遠慮下さい」「私は医師ですが、このサイトは医師としての指導の場ではありません」
と書いてある通りがここの方針です。
悪しからずご了承下さい。




 ▽くらげ   澤ちゃん

データNo:86 2005年07月28日(Thu) 16:16

初めて投稿します。先日海にて、くらげみたいなものに刺されました。目では見えない小さな物で、海に入っていると、チクチク刺してくるのです。一夜明けてから、赤く斑点状に腫れて痒みがあります。どんな薬を塗ればよいでしょうか




 ▽Re:アトピーと痒みについて   アヤハトリ

データNo:85 2005年07月24日(Sun) 19:46

こんにちは、MIOさん。
こちらに書くのは初めてです。
自分の掲示板で、知っている人が見ていても書いてくれないのを物足りなく思っていたものですが、主さんがしっかりと必要な事を書いてくれるという安心感があると、かえって書かずに見ているだけになるものですね。

「嗜癖的掻破行動」について。
MIOさんのおっしゃるとおりです。
私もこの言葉は大嫌いです。

Jetさんの試みが面白かったので、私も健常な皮膚を掻こうとしてみました。
痛いだけで、掻く事なんかできません。
アトピーの時は、皮膚がえぐれても裂けても、強烈な痒みでなお掻き続けづにいられない事がありますが、如何に尋常ではないか、アトピーの痒みが激しいかこの事からも分かります。
痒い事は非常に不快で苦しい事です。

これに対して、「気持ちが良いから掻くんだろう」等と言われては、患者の心は砕けてしまうでしょう。

下の投稿で、お母さん方が
いちばん信頼しているであろう母親に自分を否定する様に「掻くから痒いんだ!」などと言われたら、そのストレス、ひいては性格形成にまでも影響するかもしれない」
「耐えられない痒みに対して頼れるべき母親がそんな態度をとっていいものか?」
とおっしゃるのは、真にその通りです。

偉いお医者さまが「嗜癖的掻破行動」という言葉を振りかざすのを鵜呑みにせず、しっかりと子供の辛さを理解していらっしゃるのを頼もしく思いました。
うなこママ様、やんちゃこママ様、あなた方の感覚は正しいです。
これからも子供の感じている事をそのまま受け止めてください。

「嗜癖的掻破行動」という言葉は、痒さに苦しみ、掻かずにおれない事にさらに苦しんでいる患者に対する嘲り、侮蔑以外の何者でもないと私は思っています。




 ▽落ち着いた観察と思います   MIO

データNo:84 2005年07月23日(Sat) 21:25

>痒くもなんともないところを掻いてみた
>するとどうだったか、すぐに痛くなってほとんど掻くことはできませんでした

そう、アトピーの人の皮膚だって、皮膚への侵害を検知して避けるための一人前の触覚・痛覚回路を持っている筈です。
なのにその痛みの感覚を乗り越えて(ほとんど感じもせずに)激しい掻破を行うには、とてつもなく強い衝動と、さらにそれを可能にする痛覚の低下などの体の反応が起きていなければなりません。痒くもないのに気を紛らすためだけにそれができる程、人間の体の能力は低くないでしょう。

そもそも彼らは嗜癖の根拠を、「痒くなくても掻くことがある」という患者の言葉に求めています。なんと「科学的」でない発想でしょう。
痒みを感じる神経の活動を測定しつつ、活動がなかった時に患者が掻いているかどうかを見て実際に掻いていたら、それで始めて「患者は痒みを感じていないのに掻いていた」と言うことができるのではないでしょうか。
当然国外では通用しません。嗜癖的掻破行動は、日本の皮膚科医の言葉遊びに過ぎません。

ietさんもおっしゃるように、皮膚は代謝していて、治る時にはちゃんと治ります。掻いていようとも。

考える程、はるさんの『掻くことは皮膚の新陳代謝を促すトリガー』説が合理的に思えてきています。

−長々としたレスを繰り返していてすみません。皆さんも思うところあればどうぞご遠慮なく書き込みお願いします。




 ▽アトピーと痒みについて   jet

データNo:80 2005年07月19日(Tue) 23:55

アトピーと痒み、引いては「嗜癖的掻破行動」について議論がさかんなようで、僕も痒みについて思うところを二点書かせていただきます。

ある部分がアトピーになる瞬間どういう風になるか覚えていますか?僕は手の平にできたときとそれが治った時をよく覚えています。まずできる時、親指の付け根よりちょっと下辺りですが、無数の小さな水ぶくれができます。それが徐々につながって大きくなっていき、あまりの痒さに掻き壊してしまうといつもよく見るアトピーによるカサブタになりました。そしてそれはじゅくじゅくした炎症で、脆弱な皮膚が張っては破れを繰り返しました。

でもそれがある時急に治ったのです。それは急にという表現がぴったりだと思います。最後の炎症(という表現も変ですが)による痒みで掻き皮膚が破れ「まあいつものことだ」と放置していたら3日ぐらいで何もなかったかのようにその部分のアトピーは消えました。目を凝らしてよ〜く見るとちょっとだけ皮膚の色が違う感じはしましたが、本当に何もなかったかのように治りました。

つづいて二点目。これは痒くもなんともないところを掻いてみた感想です。「嗜癖的掻破」という言葉に出会って「なんだと!痒いから掻いてるんであって、気持ちいいから掻いてるわけじゃないんだ!」と思い、試しに痒くもなんともないところを掻いてみたんです。するとどうだったか、すぐに痛くなってほとんど掻くことはできませんでした。痒いところならそれこそ表皮を破り真皮をゴリゴリして血汁が噴出してもまだ掻けるのに痒くないところは表皮を破るなんてそんなとんでもないことできなかったのです。

以上二点。皆さんはどう思われるでしょうか?この辺にアトピーを紐解くヒントがあるように僕には思えて仕方ないんですけど。




 ▽健康を目指すなら   MIO

データNo:83 2005年07月20日(Wed) 19:29

>以前から水分をよく取るとだるいことが多いのを思い出したので今日から少し水分の摂取を控えめにしたいと思います。

夏場の水分制限は汗の出を悪くして体温調節機能を損なう可能性もありますよ。
医療不信はわかりますが、歩きにくいほどのむくみや水分を多く取るとだるくなるという水分代謝の悪さは、素人判断で様子をみていいものとは私には思えません。しかるべき診察や検査をしなければ、異常の原因も突き止めることができないものです。
早期に内科を受診なさることをお勧めします。




 ▽Re:ステのホルモンに対する影響   さやん

データNo:81 2005年07月20日(Wed) 13:08

MIO様のご回答の通り、非常に視野が狭くなってると思います。やはりステロイド経験から病院・医者・薬不信になってしまってるのです。以前から水分をよく取るとだるいことが多いのを思い出したので今日から少し水分の摂取を控えめにしたいと思います。健康に戻れる日を目指して日々過ごして行こうと思います。

こちらで「掻く」という事が話題になっていますが、人間なにもなく掻く事なんてないと私は思っています。2ヶ月くらい前まで風呂でも流すだけだったのですが、最近せっけんはつけずにタオルで全身洗っています。そうすると肘の裏にあった赤い丘疹がだんだんなくなってきました。顔も他人にはお勧めしませんが、タオルでこすりたくなるのでこすってますが、そうしてるうちに赤みが減ってきてるようです。垢は落とさないと痒いと思います。そのうち昼間に痒くてたまらない!と感じる箇所が減っていくように思います。




 ▽私への質問のようですが   MIO

データNo:78 2005年07月19日(Tue) 21:26

アトピーの経験はしばしば重く長く逃れ難いものですが、だからといって何が起きてもアトピー・ステロイドを通して見るような視線になると、とらわれたり視野が狭くなったりして危険だと思います。

性ホルモンも副腎皮質ホルモン(体内のステロイド)も、その時々の体の状態に合わせて変動し様々な臓器に影響を及ぼすものですから、簡単な経過だけの情報でその関与を論じることはできません。 むくみは心臓・腎臓・甲状腺の病気・貧血・膠原病などでも生じますし、倦怠感・痺れ・神経痛を起こす病気もごまんとあります。
これら皮膚以外の症状が主体で強いのならば、ご主人ではありませんが、やはり病院での精査を受けられるべきでしょう。




 ▽ステのホルモンに対する影響   さやん

データNo:76 2005年07月19日(Tue) 02:22

以前、ゲストブックにカキコさせて頂いたことのある30代前半主婦、さやん と申します。その時は「子供にステを使わないという選択ができる事が自分がアトピーで一番良かったと思える事です」と書かせて頂きました。
ステ歴16年脱ステ8年脱保湿3年目です。脱保湿1年過ぎた頃非常に肌の調子が良かったのでもう安心だろうと妊娠、産前は8ヶ月までフルタイムで働き臨月まで非常に調子良かったのですが、出産ごろには目の周りはバリバリ、首や肘の裏にも丘疹ができました。産後2ヶ月たった頃、手足の痺れ、歩行困難を感じ整骨院にいきました。女性ホルモンの働きにより出産の時に開いた骨盤の戻りが悪いとの事、その影響でむくみが生じ神経を圧迫し痺れるそうで骨盤矯正・マッサージなどで産後4ヶ月の昨年末位には治っていました。が5月に引越しがあり体に負担になったのか、準備を始めた3月位から口の横の線状に荒れがひどくなり最近やっと治りましたが、胴などかゆい所はいっぱいあります。でも見た目は、服をきてれば少し顔に赤みがある程度で普通に出かけられます。しかし生理が復活した先月辺りから手足の痺れ、足のなまりをつけているようなむくみで歩きにくいです。子供は脱塩素風呂に入れているせいか、一時乳児湿疹が出ましたが今は非常に色白で綺麗な肌で健康だし児童館で他の子供と交流させてあげたいのですが、私が午前中眠くなかなか行けてません。主人には今日生理が2日目でだるく早めに横になってたら「都合が悪くなるとなんでも体のせいにする。そんなのなら病院にいけばいい」と言われてしまいました。小学生から痒みのない生活をした事のない私を理解しろというのは無理だけど、アトピーだとは話してから結婚してるのに、私のために自然な洗剤や食べ物にしてると「俺は色々我慢している」と言われると離れて暮らす方が幸せなのかもと考えてしまったりします。私の体が治るのが一番だとは思うのですが。
 私の体は便秘も冷え性もなく体型も標準か痩せぎみ位で母乳もよく出て健康です。なのに、だるく、神経痛のような痛みやむくみがあるのです。これはやはりステロイドの影響が産後の体に影響を及ぼしているとしか今の私には考えられないのですが、関係ないと思われますか。




 ▽愛してあげて   MIO

データNo:82 2005年07月20日(Wed) 19:05

>耐えられない痒みに対して頼れるべき母親がそんな態度をとっていいものか?
そうですね、やんちゃっこママさんの感覚は正しいと思います。

私なら・・・子供が痒がっている時は、まず「痒いの?・・そう、痒いんだね。痒いのやだよね。」と話しかけます。
子供が小さい時の夜中などは、不安感が強くならないようにと寄り添って歌を歌ってあげたりしましたが、少し大きくなると、痒い時はあまり構われるのを嫌がる傾向も出てきて(おそらく応答する余裕がないし、どの程度で治まるかわかってきてもいるからだと思うのですが)、そんな時は声と気配の届く範囲で私は私のすることをしています。

「無視」という言葉のニュアンスが難しいですよね。
「ほら掻くの止めなさい!また悪くなるでしょ!」とがみがみ言ったり腕を押さえ付けたりという構い方なら、しない方が絶対いいでしょうし、たとえ歌や人形などを使って慰めるとしても、「だからもう痒くないでしょ?」という母親の一方的な期待が感じ取れたら、それはやはり子供にとってプレッシャーを与えるうっとうしいものにしかならないと思います。

しかし、子供の苦しみを母親が知ってくれているということ、その不条理を一緒に嘆く気持ちを持ってくれているということ、子供が悪いせいでこうなっているとは思っていないこと、そして、ありのままのその子を母親がとても愛しく大切に思っているということ、
この4点だけは絶対に子供に分かるように伝えてあげ続けなければならないことだと私は思います。
その意味で無視はいけません。

「母親(かそれに代わる誰か)が無条件で絶対的に自分を愛していた!」という子供時代の安心感が、成人後のその子の安定した精神と人生を造る欠かせない礎です。
抱いて、頬ずりして、頭を撫で、手を繋いであげて下さい。どうぞいくらでも遠慮せず。

ただしその子を自分の自由になる所有物のように思ったら、それは誤りです。一人前の大人になるよう育て世話することを託されただけの、自分とは別の、ひとりの人格です。
例えば「痒いの我慢できたら飴あげるから」では、それは甘やかしだと思います。




 ▽Re:はじめまして。   やんちゃっこママ

データNo:79 2005年07月19日(Tue) 22:18

同じ年頃の子の母です。
掻き壊しで悪くなっているとの事で、非ステ病院に入院させました。
痒くても構い過ぎないようにと言われていますが、子どもとの距離感がとりにくいです。
子どもが痒いと狂ったように掻いていても無視するのが最善(?)との指導です。
最近受診したら「教育的入院だったのにちゃんと学んでなかった、甘やかし過ぎ。」と怒られてしまいました。
でもこのサイトを拝見すると、耐えられない痒みに対して頼れるべき母親がそんな態度をとっていいものか?と悩んでしまいます。




 ▽Re:はじめまして。   うなこ

データNo:77 2005年07月19日(Tue) 15:07

MIOさん、こんにちは。
「掻くなと言うな」の記事を私の日記(何の変哲もない育児日記ですが)の中でリンクさせて頂きましたのでその旨ご報告致します。

娘の気持ちを受け入れ、寄り沿うと決めてから、
私自身の気持ちも楽になった気がしています。
これが、神様が私に与えた試練なら必ず乗り越えられるはずと信じて努力していこうと思ってます。




 ▽お嬢さんの笑顔も増えるでしょう(^^)   MIO

データNo:75 2005年07月18日(Mon) 20:59

「嗜癖的掻破行動」というのは、研究成果でも解明された真実でも何でもなく、単なる「解釈」としか私には思えません。(こんなことを書くと皮膚科学会から排斥されるのかも知れませんが。)

この概念により、得をするのは皮膚科医です。免責されますから。
一方損をするのは誰でしょう?。治らなかった患者と、その患者を愛する周囲の人たち(家族・恋人・友人・仲間)です。
患者は自分を責め、罪悪感を背負わなければならなくなります。のみならず、このうなこさんのケースのように、患者と愛する人の関係をも引き裂かれ得るのです。痛ましい限りであり、それ故私はこの概念を実に腹立たしくまた許せないものと思うのです。

医師に患者を傷付ける権利はない。まして傷付けていることに気付きもしないとは。

たとえ病気であっても、幸せになってはいけないなんてことはありません。自分と愛する者を大事にして、幸せに生きること、それがまず第一と私は思います。




 ▽ はじめまして。   うなこ

データNo:74 2005年07月17日(Sun) 20:54

MIOさん、はじめまして。
「嗜癖的掻破行動」で検索していたら
こちらにたどり着きました。

もうすぐ3歳になる娘がアトピ―です。
私はアトピ―ではないので、娘のかゆみがわかってあげられず、また、「掻くのを我慢したら良くなった」という話しも聞いたことがあったので、夜中に痒い痒いとひどく泣き喚かれるとついつい、「ほんとは痒くないのに掻くから痒くなるんだよ!」と叱ったことも何度かありました。

でも、MIOさんの「掻くなと言うこと」を読んで痒いものはどうしても痒いんだと心で理解できた気がします。
これまでも、頭では「痒いものは痒い」とわかっているつもりだったし、いちばん信頼しているであろう母親に自分を否定する様に「掻くから痒いんだ!」などと言われたら、そのストレス、ひいては性格形成にまでも影響するかもしれないと思いつつも、これといって湿疹の見当たらない(多少のざらつきはありますが)場所を痒い痒いというのは、「なんで痒いの?!痒いはずはない!」と思えてしまったのです。かゆみ止めの飲み薬を飲ませても全く変わらない、かゆみ止めの軟膏(非ステロイド)を塗っても塗った傍から掻いていく。「どうして?!なんで?!」ばかりが頭を回って、娘の気持ちを受け入れ、寄り添うことが全くできていませんでした。でも今日から、娘の気持ちに寄り添うことができそうです。
ありがとうございました。




 ▽はじめまして   しろぶー

データNo:73 2005年07月12日(Tue) 11:24

37歳の主婦です。子どもの頃からアトピーを患っています。
「掻く」こと・・・私も悪いことではないと思います。と、いうか、自分ではなんでもないと思っていても無意識のうちに掻いていることも多いですが、ほとんどは何らかのストレスを体が感じてそれを和らげるために、掻いている・・・そんな気がするからです。

私は、二人息子がいますが、次男が昨年、不登校になりました。その時、学校に無理に行かせようとすると、体中かきむしり、心も体もボロボロにしてしまいました。今は、気持ちも前向きになり、登校もでき、掻くこともへりましたが。それでも、何か次の動作に変わる瞬間や難しい宿題に取り組むときなどは、無意識に掻いています。私もそういうところがあり、よく、両手を使って掻いてしまっています。

私は、「掻く」ことより、掻かずにはいられないストレスの受け止め方を考えないといけないのかな?と、最近感じています。ずーっと、アトピーの自分が嫌でした。でも、最近は、症状が良くても悪くても同じように接してくれる、家族や友人に感謝できるようになりました。アトピーがあるからこその出会いもある気がします。
でも、ここ最近、人前に出たくない気持ちのことがしばしば。それでも、出ないわけにはいかず、そのことを思い掻いてしまう・・・悪循環ですね。でも、このストレスと付き合うこと、きっと、今の私には必要なのだと思います。・・・そう思いたいです。
MIOさんの文章を読んでいたら、私だけじゃなかった・・・そんな気持ちになれました。この気持ちの積み重ね・・・大事な気がします。





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