昨夜は、ぐっすりとよく眠った。
その前の晩は、夜中にボコボコ膨らんで「痒いー」と独り言を呟き、
再び寝つけるまでに少し時間がかかった。
痒くなる日もあれば、そうでもない夜もある。
それは、その日接したものや摂ったもの、肌や免疫や体力の調子、
いろいろな影響を総合した結果なのだろう。
前は夜中に痒いと、「辛い、嫌だ」としか思わなかった。
でも今は、今日一日の活動で受けたさまざまな心身へのストレスを、
まさに今、体が処理してくれているのでは、と感じる。
体に入ってきたものを受け止め、判断し、取捨選択する、適応の過程。
そうして自らを組み直すことで、変化を昇華とする。
翌朝目覚める新しい自分は、今日のストレスに向き合う準備OKだ。
「また眠れなかったorz」と落胆するより、
「夜の間に始末がついて良かった」と思う図太い自分になっている。
年の功?
どうにもならないことを嘆くだけでは進歩がない。
睡眠は大事だ。
成長にも、皮膚の修復にも、疲労だけでなく全身の回復に。
必須の栄養分と言ってもいい。
しかも眠れる環境さえあれば、それ以上お金もかからない。
無鉄砲な若い頃や、ブラックな職場では、しばしば不眠が推奨される。
だが、そんな勲章はつまらない。
たとえば頭が痛くなる、血圧が高くなるなど、
疲れのせいと思っていなかった不調が、眠りで解消した経験はないか。
長く、長く眠る。
人に備わった修復力を生かそう。
また明日も、元気に生きて行くために。