[暴挙への祈り]



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毎日べらぼうに暑くて、
いつまでも不景気。
便利だけど不自然で不健康な人工物に溢れる環境の中、
目の前の成果を厳しく要求され、限界まで働き続ける。

きつい時代だ。

厄介だが守りと安息を与えてくれたコミュニティは薄れ、
人々は孤立していく。
元気な時は、自分の価値観を通せていいかもしれないが、
ひとたび心身を病んだら、後がない。

孤の時代。

昔も今も、暴力はそこここにあるけれど、
現代日本の暴力は、悪意と恣意と怠惰。
他人への思いやりを持つ余裕のない人たちを、
さらに翻弄する、娯楽の洪水。

ひとりよがりの時代よ。


人類の文明は成熟し、地球資源を著しく消費し続ける。
異常気象が警告するように、終わりが近いのかも知れない。

その中で努力して何になるかって?
いいや、そんなふうには、思いたくない。


生きている限り、より良き世を目指すべきだ。

悪意より善意を、裏切りより思いやりを、手抜きより誠実を。

他者のために何かをして、共に幸せになる。
そういう人間としての喜びを、体感してほしい。


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