生きづらい時代に




. 1人では生きられないから、
組織と、社会と、家族友人とのくびきの中で、
人は日々を送る。

武士は切腹、庶民は重税という縛りの世と比べれば、
現代日本はずいぶん自由になったのかもしれない。

いやそれとも、長時間労働やいつでもどこでも通信網という、
別の鎖に置き換わっただけか。

社会で生きていくためには、
人に合わせることも、しなければならない。
自分の生活の糧を、稼がなければならない。

どんな人も、完全無欠ではいられない。
どれだけ努力しても、失敗することはある。
予想を超えた事態も起きる。
誰もが、誰かに支えてもらっている。

したいことだけしていられればいいけど、
消費にも価値はあるのだろうと思うけれど、
ただの怠け者では、空しいばかりだ。

正しく生きようとすることは、たぶん大事。
生きていくことは、何かを積み重ねていくこと。
でも、頑張りすぎて、すり切れてしまわないように。

心が満たされなければ、生きている甲斐がない。

なんでもいい。
育てる、学ぶ、作る、考える、交わる・・・
ときには、ただ生きてそこに居続けるだけで、
他の誰かの力になっているのだから。

なにかをして、生き続けていけたら、
きっとその人は、なにかを生み出しているんだ。
自信を失わず、勇気をもって、愛情とともに、
1日1日を過ごしていこう。


2013.8.

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